CHESS@東京芸術劇場プレイハウス


ずっとコンサートバージョンで演じられてきて、このたびミュージカルとして初お披露目。
コンサートバージョンを知らないので比べられないけど、チェスをイメージした黒白のセットは強烈な印象。
主演の亜蘭さん、不思議な役どころの田代くんと、以前のふたりが競演したアリスインワンダーランドと重なってしまいました。
あのボビー・フィッシャーがモデルらしいけど内容は、アメリカ、ロシアの冷戦が底のテーマになっていて、難しい、難しい、、、
役者自身もアフタートークでそう言ってるくらい。
もちろん恋愛ものでもあるんだけど。

だけど超満員の劇場で、そのコンサートバージョンからの熱いファン層もあるんだなあ、と思いました。
アッキー(アメリカ側プレイヤー)見たさ半分で、彼らしい役どころであったけど、石井さん(ロシア側プレイヤー)のあの濃ーいキャラクターと超ド級の声量に、今回はロシアに軍配かな〜と個人的には思ってしまいました。
難しい内容ではあったけど、さすがティム・ライス、耳に残る秀逸なメロディーはさすがでした。