新生レミゼ!@帝劇


プレビュー3日目。
壮大なセット、ユゴーの描いた絵がそのままプロジェクションで映し出され、観客は役者と共に一気にレ・ミゼラブルの世界へと引きこまれていく・・・まさにレミのテーマパーク。
今までのケアード演出がお盆の上という限られた空間から、今回のオリジナルプロダクションで左右上下と解き放たれた感じ。おかげで緻密な表現ができることでわかりにくかったいくつかのシーンもすっきり。あちこちから光と音が飛び交い、3D効果満点でした!!役者たちのメインせりふ以外のささやき声もちゃんと会話が聞こえてきて、おもしろかったです。
もちろん、育マリ目当てが一番だったけど、あーリオくんアンジョ、格好良すぎ。しかも今回のキャスト陣の中ではダントツの美声。
ただ、私の大好きなシーンでもあったアンジョルラス最後の見せ場のDEATHシーンが、うーん、、、お盆の時はバリケードの内と外をくるっと換えられたからあの格好いいシーンがあったのに。。。それに代わる演出もあったけどちっともそこは感動しなかった。
プリンシパルキャストよりアンサンブルキャストになつかしの面々が。だから彼らを見てるとどーしてもお盆の頃を思い出してしまって、変な感じでした。プリンシパルに馴染みが少ないせいか、アンサンブルの方が歌がうまい人が揃ってるような印象を受けてしまいました。それでもプリンシパルの平野エポ、1月のファンの集いで期待した通り、感動させてくれました。ゆうなテナ・マダムも存在感あって、とってもよかったです。
メインのキャストたちの声量が上がってくれば、もっともっと感動できるものになるはず、とこれからさらに期待です。