3週間

あれから少しずつよくなっているのだろうか?
陸前高田、釜石、南三陸気仙沼石巻、などの映像は入ってくるけど、本当はもっともっと物資も届かず苦しい思いをしているところはたくさんたくさんあるはず。
マスコミはどうして偏った報道しかできないんだろう!?
毛布は余ってるから要らないって!?それは一部の拠点のとこだけでしょ。
原発での屋内避難指示が出ている、南相馬市には某テレビ局の基地があるにもかかわらず、避難勧告が出た途端だれもいなくなってしまい、その結果、映像で報道されることがなくなってしまったようです。非道い話しです。その後どのメディアも足を踏み入れない。物資も届かない。電話回線だけで悲痛な訴えを起こしていた南相馬市長が最近になって、ようやくYouTubeの映像で見られるようになりました。人間が人間を苦しませている。本当にこんなことはあってはなりません。自分が運転できて車を持っていたなら現地へ駆けつけたいけど、それもできず、ただただマスコミ各社に声も届かない小さな意見を送りつけるだけ。本当に虚しいし、辛い。でも片や、元気にならなきゃ、笑顔にならなければ、とも思う。
そう、今日やっとパンダが公開!!
パンダ舎に膨大な税金を投入して、と非難もされたけど、今となっては心の救世主のよう。先週くらいから動物園に行きたくて、無邪気な動物たちの顔が見たかったにもかかわらず、都内の動物園は3月いっぱいまで休園。普段見に行きたいなんて滅多に思わない大人がそういう気持ちになるんだから、子供たちはどんなにか行きたかっただろうと思うと、もっと早くにどこも開園してほしかったです。上野も活気が戻ってきてよかったかな。
昨日は日本のトップの頼りなさをぼやいたけど、本当のトップはやはり素晴らしかった!!そう、天皇陛下です。避難所への慰問、那須御料牧場での食べ物を配給し、職員施設の温泉場を開放、そして最も感心したのは、自ら計画停電を実行されている、とのこと。もちろん皇居は計画停電グループには入っていないから自分たちは第一グループと決めてその時間帯に合わせて、3時間電気を消している。計画停電を実行しない日も励行されてるようで、側近が寒いから電源を入れるよう勧めても断って、厚着をされているとのこと。天皇自らブレーカーを下げるとまで。たとえそれが美談であっても、とても感謝したくなるような心強くなれるお話しです。やっぱり日本の象徴です。希望を、勇気を与えてくれます。
それでも、心底から笑える日はまだまだ先のような気がします。。。