おんじゅくハイキング


二日目。
朝〜、ちょっと日の出には雲がかかっていたものの、なんとか朝日を拝めました。
部屋から眺められるなんて便利です。

その右側はまだ陽が届かないのかちょっと暗いけど、すでにひとり、サーファーが海の中にいました。



Makan pagi。
またここの朝食が変わってます。
籐の大きなバスケットがいくつか置いてあって、テイクアウトできるようになってます。
夏ならテラスやビーチ、と行きたいとこだけど、この気候じゃ、やっぱりレストラン内で食べることにしました。
メインはサンドイッチ。はさめるように切り込みしてあって、各自で好きな具材を詰めます。
ヨーグルトやフルーツ、ピクルスはカップ入り。
せっかくバスケットがあるので部屋で食べても、と思ったけど、飲み物が冷めてしまうのであきらめました。
客の中では、ちょっとレストランで食べてそのあと、たんまりバスケットにいろいろと詰めて持って行った人もいました。
かと思えば、朝食だけ利用も可なので、常連さんらしき制服を着た男性はサッサと手際よく皿に取り、もくもくと食べてました。


御宿駅スタートのハイキングは8時半受付開始。
実は途中で伊勢えび汁の先着サービスがあり、そのために御宿に泊まったようなもんだけど・・・ということで早々にチェックアウト。
10キロ、約3時間のコース。
御宿駅までホテルの車で送ってもらったにもかかわらず、案の定、コース途中でまたホテルまで来てしまいました。

その後、海の花まつり会場である月の砂漠記念像に到着。
ここで菜花のプレゼントがあったにもかかわらず、友人も私も頭の中は伊勢えびの文字しか入ってなかったので、先を急いでしまいました。周りの参加者たちももらってる気配なかったし。。。
ここいらあたりがサーファーのメッカなのか、ありんこのように黒のダイバースーツ軍団が海に繰り出してました。


月の砂漠記念像から、登って下って山道(といっても舗道だけど)をあるくこと30分、ドン・ロドリゴ上陸地に到着。
ようやく青空が出てきました。
下の砂浜へは綱を使って降りて行かなければならないので上から見学です。
ロドリゴ総督が当時スペイン領だったフィリピンからメキシコへ向かう途中遭難し、漂着した浜らしいです。
でもこの話を裏付けるような証拠はまだ見つかってないそうです。









さてさてようやくお目当ての、かわいい波の屋根が目印の海洋生物環境研究所に到着。
伊勢エビ汁の前に、建物内での研究成果や日々の仕事の説明や映像を見ました。
放射能漏れの影響について、研究員の人からは千葉近海の魚からは問題にするほどではない、と説明を受けました。
外ではテーブルと椅子もあり、あったかい、伊勢エビ汁がふるまわれてました。
もちろん、エビは一口だけど、豆腐も2切れちゃんと入っていました。
何よりこの寒さなので、あっつーい味噌汁がありがたかったです。
伊勢エビ汁のあとは、向いの魚の養殖・飼育施設に行ってここでまたいろいろと見学させてもらいました。



軽くお腹を満たしたあとは、さらにもう少しがんばって山を登り、メキシコ記念塔へ。
その先には“抱擁”という彫像があります。男性の首は太陽、女性の首は月をあらわしてるそうです。



山から下って20分。住宅街へ。

ここ御宿も隣の勝浦と並んでつるし雛が飾られてます。
ここはお店なので、外からガラス越しに。
店のおばちゃんのすべて手作り。



さらに町中では、特設会場がありこちらは稲取と違って無料で入場できました。

御宿らしい、ブルーの海っぽい飾り。


と、ここでいろいろ商店街のチラシをもらい、レストランマップを目にした途端、そうだ、ランチだ、と友人とまだ11時を回ったばかりだけど腹ごなしをすることにしました。








会場近くの鮨やさん。

今日の海鮮丼は、昨日の千倉の店と違って種類は少ないけど大振りの切り身。
もちろん私たちは一番客。のせいか、イカは特にキンキンに凍ってました。もうちょっと解凍してやわらかくしてもらいたかったな。
でも小さなお店はほどなく数組の客で満員になり、待たずに食べれたのでラッキーでした。
食事をしたら、すぐに駅に出られるようだったのであとは端折っちゃいました。
駅前に唯一?のスイーツやさんがあったので、列車の時間までゆっくり、のんびりお茶タイムして帰ってきました。
比較的遠いながらものんびりできた2日間でした。