鴻巣ひな祭りウォーク


約8キロ、2時間弱コース。
家を出たときは雨脚も強くちょっと憂鬱な気分だったけど、電車に揺られて1時間10分後鴻巣駅に到着したら雨も上がってホッ。
途中まだぬかるんでる所はあったものの、傘を差さないだけでも歩きやすさは格段違います。
地名の通り、こうのとり伝説を伝える神社にまずは到着。
私には関係ないけど、もちろん安産祈願の神社です。それでもみんなの健康をお祈りしてきました。

なんだかとても縁起のよい町にきたような。
神社から約1キロほどいった、鴻巣宿本陣跡ではボランティアガイドさんが丁寧に説明してくれました。
もっともガイドさんがいなければ、すっかりその面影をなくして今や住宅街だし、かといって碑もないからわからないとこでした。


本陣跡からさらに半キロほど進んで、勝願寺でサービスの甘酒をいただいてからいよいよメインストリートへ。



中山道沿いは鴻巣の産業でもある、ひな人形のお店が軒を並べてます。
通りの電柱にもちゃんと雨風凌げるようにペットボトルをカバーにして、おひなさまが飾られてました。


途中観光会館では、明治時代から残る記帳などの資料が展示、今に至るまでの歴史や物産品も販売されていて、ここでもまたお茶サービスを受けました。
と、なにやら“川幅うどん”なるものがあるようでうどんやさんマップを手にした途端、さっき本陣跡のガイドさんから是非振袖火事があった頃のここの情景が描いてあるので見てください、と言われたことを忘れてしまったくらい、関心はそっちに行ってしまいました〜


うどん、うどん、と頭の中はぐるぐる巡りつつも、も少し先に行ってから、と、ちょうど折り返し地点で老舗?大規模の広田屋人形店に到着。入口で何かを配っていてもらったら、お雛様人形に使う端切れが2種入ってました。
店内は商品の他、貴重な古いお雛さまが飾ってありました。


享保雛。江戸時代中期、
享保の頃の作品。




          古今雛。
江戸時代後期、約200年前のもの。



土雛。
約400年前、とっても貴重なおひなさま。






人形店を出てすぐ、久良一といううどんやさんに早速入店。


じゃーん、これが
“川幅うどん2537”。
真ん中は、コウノトリの巣をイメージしたようです。



でも↑この写真じゃ、よくうどんの幅がわからないから、

これでどうだ!?→
スープはあっさり透明、でもちょっとラーメン味ぽい感じ。
麺はワンタンのようだけど、やっぱり食べづらかった。
でもこれがミソなのよね〜
裂いて食べるから時間がかかり、その分満腹感得られました。かなり。
近くの荒川の幅が最高2537mになることから名づけられ、2=にく、5=たまごのご、3=みずな、7=なすということでこれらの具材が入ってます。




さあ、お腹いっぱいになってまたいくつか人形店をまわりながら本日トリの、メイン会場、市役所ロビー内にある、びっくりひな壇に到着。


天井にくっついてしまうほどの高さは7m!ひな壇は31段。1800余りの人形。
ここでも大正や昭和初期のお雛様も混じってありました。





















その横、2階へと続くひな飾りも300体以上、見事!! →


















さらにルートは隣の、これでもかと続くお雛さま展示場へ。

クレアこうのす、です。
でもここはもともと埴輪が展示されてるところ。
東日本で一番の埴輪生産地だったそうです。
もちろん埴輪展示は一部で、コンサートや舞台など芸術を親しむところです。
プレイガイドがあったのはちょっと意外でした。


さて明日は、またまた高崎ウォークするために12月にも泊まったドーミーインへ。

今回はいちばんエコノミーの部屋。
でも相変わらず、コーヒーと夕方からのビールジョッキサービス、夜の夜鳴きそばサービスは健在。
そそくさと夕方に最上階の大浴場へ温泉浸かりに行き、サッサとコンビニ夕食?(つまみと酒)で部屋でひとり晩酌して寝てしまいました〜




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