駅の向こう側へ行ってみたら、しだれ桜が５分咲き！！遠くから見たら満開のようでした。
華やぐ季節になろうとしてるのに、やはり気持ちは沈んだまま。
自分なりに前向きに楽しもうと努力するものの、耳に入ってくるニュースにどうしても怒りが収まらない。
そして予測はしていたけど世界からも敬遠されつつある日本の産業に、私は暗澹たる気持ちを消すことができません。
風評被害は海外でも。あんなに日本を支援すると言っておきながら、手のひらを返したかのような態度。もっとも日本国民が怯えているんだから、どうしようもない。放射線量の基準値が厳しすぎる、と各専門家も言ってるのに、その基準値を変えようとしない政府。どうして生産者の気持ちを考えないのだろう？いや、生産者だけじゃない。まわりまわって自分たちの首を絞めてるということもわかってない。
復興は天災だけだったら頑張れる、希望が持てると思ったけど、原発事故でその収集のメドが全く付かなくなった今、海外の産業界からの協力が得られず、これは完全に人災。今はまだ都心では普通の暮らしができるけど、この先経済がどう回っていくというのだろう？
被災地の人たちに比べたらはるかにそのショックは小さいけど、それでも首都圏にいた人たちだって、あの１１日の出来事は心の奥深くまで恐怖が沁みこんでしまったはず。
被災地の人たちは必死に明日を生き抜こうとしてるのに。これでは日本国民全員が被災者になってしまいそうで、本当に心配です。
