月とスッポン@シアター711(下北沢)


実夫婦でもある、「ピンクの電話」の都子ちゃんと菅原さんの夫婦二人芝居第3弾!
まー、セットの細かいこと!!リアリティありすぎというか。
ダイニング兼リビングルームのワンシチュエーションの舞台は、冷蔵庫の中身、ゴミ箱、食器棚、その中身までもがそのまんまの生活感が。冷蔵庫なんて本当にいろんな物が詰まってました。一番前だったのでいろいろな食品、食べかけや飲みかけのものまで、見事に詰まってるのが見えました。また都子ちゃんが甘いもの好きという設定だけに、よく食べます。
離婚を決めたのに、本当はなかなか踏み切れない中年夫婦をオモシロ可笑しく、切実に演じきってました。
2つ隣にお母さんと一緒に見に来ていた小学生の男の子が、本当によく笑うのでちょっと注目でした。大人ネタでも大声で笑ってました!!お母さんも困ってシーっと指を立てて子供に注意してたけど、止まらなかったようです。それはそれで可笑しかったです。
憎み合い、嫌い合いながらも夫婦の絆を考えさせる、どこか最後は心があったまるお芝居でした。