震災から2ヶ月〜写楽展@国立博物館

昨晩、ようやく女川の友人と電話で話すことができました。
変わらず元気な声にホッ。
もっといっぱいいっぱい話したかったけど、あっという間に1時間。自分たちには家が残っているので、流されてしまった人たちのことをだいぶ気遣ってました。それにしても電話も最近になってようやく通じるようになったとのこと。インターネット回線はまだまだのよう。震災後3日間学校に閉じ込められた子供たちは、なんとカンパン一枚とミニペットボトル1本を3人で分けたとのこと。
ああ、でも本当に彼女の家族はみんな無事でよかった。こちらもずーっと女川への支援を続けていくことを誓いました。


そして今日は結構な雨の中国立博物館へ。震災で会期が変更になったけど、新聞や駅構内のいたるところにポスター等で宣伝しているので混むかな、と思ってたけど天候のせいもあっていくらか空いてました。ゆっくり見れたこともあって、結構疲れました。
今回は写楽の作品のほとんどが揃う、とあって充実してました。
同じ人物を写楽とそのライバルたちの描いた画と比較展示があったり、刷りの違いでの同じ作品を並べていたり、と趣向を凝らしてました。
数点、震災の影響で見ることのできない外国の美術館所蔵の作品もあって、ちょっと残念でした。