箱のお家@銀座みゆき館劇場


CANプロのお芝居は3回目。
主演の元山さんは、姑の介護、ひきこもりの息子、わがままな娘、リストラされた夫、寂しさゆえ若い男に騙された辛い主婦役を見事にこなしてました。切実とした現実が身につまされました。でもそこは、この劇団のポジティブなところ、ラストは壊れかけた絆がもとに戻れそうな、心がふわっとあったまった内容でした。
ちょっと残念だったのは、私の観劇史上最悪な客がいたこと。
開演始まって半分くらい経った頃から、すごい音を立て続けてて、まずは傘袋。ビニルの袋をたくし上げてるような音。しかもしつこいくらい何度も。それから飴を舐めたいのか、包みをほどく音。これも何度も、何度も。そしてバッグの整理を始める音。携帯電話も切らずに、5分おきくらいに開けて、たぶん時間の確認をしてる様子。どーして周りの人は注意しないんだろう!?
私と同列で、中央通路挟んで一番端の席のようだったから、言いたくても言えない位置。こういうときは係りの人がそれとなく注意してほしい。
この人とは別に、開演始まったときも斜め後ろの女性たちがずーっと喋っていて頭に来たけど、後半の音たて客に比べたらマシでした。
本当にこんなマナーの悪い客はカンベンしてほしいです。