稲取・雛のつるし飾りウォーク


翌朝〜
日の出には水平線に雲がかかっていて、朝食時はご覧の通り。
でも食堂横の見晴らしのよいラウンジは気持ちいいーっ。


お約束の朝定。
でもいきなり、あったかいお蕎麦が出てきたのにはびっくり。
信州じゃないよねぇ。
昨晩と同じ席で、やはり隣のおじ(い)さんグループは朝から熱燗、ビールと怒涛の酒ざんまい。
食べ終わる頃、食後の別料金になるコーヒー・紅茶やゼリー!?の注文を取りにくるあたりはしっかりしてたけど、私はさらに上をいくしっかりもの。
ちゃんと自前でコーヒーやヨーグルトは買っておいて、昨日のチェックイン後と朝食後に部屋でお茶碗コーヒー飲みましたっ。


ほとんどのお客さんは、朝食後にも風呂に入るのか浴衣姿の人が多かったけど、私は朝風呂は疲れるのでサッサとチェックアウトしました。というのも、せっかくなので稲取まで行くことにしたからです。
予定では熱海ウォークだったけど、熱海梅園はまだ2分咲き、しかも何度も来てるとこだし、だったらちょっと遠くまで、と昨晩急遽予定を変更しました。
帰り道は下り坂。ちょうど保養所←は山の中みたいに見えます。でも見晴らしよくてまた機会があれば泊まりたいです。




バス停付近。
ちょっと小高い丘になっていて、湯気のとこは無料の足湯。
早朝にもかかわらずご近所さんが来て、朝の海原を目の前に語りこんでました。
2分くらい遅れて熱海行きバスが来たけど、ここから駅までノンストップ状態だったため3分くらいで着いてしまいました。


熱海駅からは各駅停車の伊豆急行線で1時間余りの列車の旅です。
ちょうどラッキーなことに黒船列車に乗ることができました!!↓

なんとこの黒船号、2月はたった6回(日)、1日上下各3本ずつしか運行してないのです。
しかも特別料金なし。
すごく得した気分。

車内は展望客席とひとり席の向かい合わせの客席で構成。
とてもゆったり、うれしくなります。

途中降りる人も、まだまだ下田まで乗っていたいわ〜、と声が上がってました。





昨日とは反対に予報に反してどんどん黒い雲が広がってきました。
稲取に着いた頃はすっかり曇り空。

6キロ、1時間半のコース。
ハイキング受付も駅員さんが兼ねていて、切符を買うお客さんやらで応対に大変そうでした。
宣伝の割りには以外に観光客が少なくて、閑散とした町中。
つるし雛は商店街の軒先や店内にも飾られてはいるものの、なかなか中に入っていく勇気が出ず、途中のチェックポイントの会場で入ろうとしたらしたで入場料がかかり・・・とりあえず、その会場そばの無料の足湯に浸かってきました。
久しぶりの足湯はポカポカ、なんとこの日一日中体があったかかったです。
うまいぐあいにつるし雛の写真撮れないなーと思いつつ、あっという間にコース半分を過ぎてしまいました。
でもどんよりのせいか、道のりが遠く感じてしまいました。
岬をぐるっと回るようにして坂を下ると、海が突き出してきてちょっとこわかったです。
それでも勇気を出して!?岸壁にある竜宮神社へ。


でも階段は登りませんでした。風も出てきたし。

すぐそばの大きなホテルでは、結構な宿泊客がいるようで中はにぎわってる感じ。
ガラス越しに見える、つるし飾りが見事で中に入って写真を撮りたかったけど、、、断念。

それでもその先のプチホテルマリーナで、無料見学できます、の看板を見つけ入ってみました。


親切にもおばあさんが出てきてくれて、お話をしてくれました。
本当はお腹が空いてたら、カレーかお茶でもしたかったけどそんな気分でもなく、かといってお土産も買いたいほどでもなく、御礼にとどまってしまいました。
15年ほど前に稲取でつるし飾りを始めて、その頃は結構な賑わいだったよう。今ではあちこちでやってるからねぇ、と。
そう、ここ稲取が発祥の地。
お雛様だけではなく、こうして端午の節句にも飾られてるよう。
でもここはいくつかの部屋に飾られていて、入ってみてよかったです。
港付近ではおいしそうな海鮮丼の看板が目に付いたけど、やっぱりお腹がまだ空かなく、まして朝食にご飯をたんまり食べてきたので、駅のおみやげやさんで金目鯛の押し寿司と期間限定桜きんつばを買って、伊豆稲取みやげとなりました。