海辺のカフカ@彩の国さいたま芸術劇場


春樹&蜷川ワールド、たっぷり3時間半超!
原作を読む間もなく観劇を迎え、案の定前半うとうと・・・
そして中盤、余りにものショッキングなシーンに退場しようかと思ったほど目が醒め(ってその前から醒めてはいたけど)、後半は村上精神ワールドにどっぷり浸かってしまいました。
思えば春樹氏の作品は「ノルウェーの森」ぐらいしかまともに読んだことなかったけど、もう内容は大方忘れたものの、そのときはとても自分の状況に類似していたので感動し、泣きまくったものでした。今回は現実とはかけ離れているものの、何か引き込まれるものを感ぜずにはいられませんでした。
脳裏に焼きつくような透明な箱を使ったセットもよかった。とっても幻想的で。
家政婦のミタ」で一躍有名になった長谷川博巳くん、中性的な役どころ好演でした!!
主演のヤギラくん、少年時代のイメージが強かったけどもう結婚して子供もいるのねー、ビックリ。
でも舞台では15歳の役がはまってましたよー