ホテルにしてはめずらしく、定食の朝ごはん。
和食続きだから本当はパンが食べたかったけど、写真のメニューでは洋定食より断然和定食でしょ、ていうくらい華やかで。
和の方にして正解でした。
それでもやっぱり濃い味のものばかりで、夕飯のつまみにふさわしいかなー。フルーツは昨晩と同じ組み合わせでした。
これからの天気、というか台風での交通機関の影響に不安を抱えながら、あわただしく出発。
山形から１５分ほどのかみのやま温泉駅へ。
ここから無料バスに乗り、リフトを利用して、蔵王のお釜トレッキング。
ああ、しかーし、駅に着いたらまさかの駅ハイ中止の案内が！！
だってまだ今日は台風来ないでしょ。それに中止のときは前日までにメールが来るはずじゃ？
ちゃんと自分からＨＰなりにチェックした人はわかったかもしれないだろうけど、自分たち含めて１０名近くが集まってしまってて、みんなで不満爆発。
こっちはわざわざ新幹線代かけて東京から来たっていうのにっ。
どんどんマイナス思考になっていく。
紅葉も遅れてるみたいだし、山の方はガスってるし。なにより帰りの新幹線は夕方の便で、東京へ着く頃は暴風域に巻き込まれ交通機関がマヒしてるかもしれない･･･宿とのお得なセットプランでのチケットだからこの状況で振り替えてくれるかはほとんど望み薄。
それでもせっかく来たのだから、途中まで一日２便の無料路線バスがあるというので行くことにしました。
ここでも、無料、と聞いてびっくり。てっきり、駅ハイのための臨時の無料バスかと思ってました。。。
その無料バスで４０分。途中のトイレ休憩箇所です。
実は、ここの蔵王ライザという施設が運営してるバスのようで、帰りはしっかりここで５０分の休憩があり、その間ここのレストランでランチを取ってください、という目的のようでした。
イベントがあるようで着いたらすでに親子連れなどでにぎわってました。
そしてそこから１５分ほどで終点の刈田駐車場。
ここからはリフトに乗ります。
だんだん霧が取れてきました。ウソのように。
と、ちなみにここは宮城県。
まもなく山形県に入ります。ん？でも山形県から来たんだけど？
どーなってるの？ここの地形？
間近に紅葉もチラホラ。
ちょっとずつ期待が高まっていく。
本当ならこの辺をトレッキングしたんだろーなー。
そして、ついに？お釜へ。
リフトを降りたらちょっとゴツゴツ岩肌を降りていくことになるけど、
奇跡のように霧が取れてる！！
こんなことって、私には滅多にない。霧おんなと自称するくらい。
それにここのお釜もなかなか晴れて顔を見せるのは少ないとか。
ああ、これもそれも台風で中止になった駅ハイのおかげなのかな〜
（て、いうことにしよう！）
滞在時間、わずか２０分もなく。なにせ一日２便の来たバスで帰るのだから。
でも、その２０分くらいしかお釜は顔を見せてくれませんでした。
ちょうど去る頃にまた霧が登ってきました。
私は遠い昔に来たことがあったけど、友人は初めてで痛く感激してました。
それを見てやっぱり来てよかったって思いました。
ちなみに帰りの新幹線も、かみのやまの駅員さんが融通効かせてくれて３時間ほど早い便に変更してくれました。ホッとした帰り道。
まるでツアーバスのような無料の路線バスで再び、休憩所のライザへ。
石釜で焼くピッツアが売りのようで、さっそくランチを取りました。
なんてことない見てくれだったから写真を撮らなかったら、とってもおいしくてびっくり。
パリパリの皮で。お腹にもたれず、ちょうどよかったです。
かみのやま温泉駅に予定通り到着。
変更した早めの臨時に出る新幹線の時間まで小一時間。
駅前にケーキやさんらしい喫茶店があるので行ってみたら、イートインは一テーブル、４席のみ。
それでもその店いちばんのチェリーボンボンと珈琲のセットがあるというのでいただきました。
先日、紀子さまのお父様が見えたとかで記念写真を見せてくれました。
またここのお店の女性がおしゃべり好きで、新幹線に乗れなくなるのでは、とまたヒヤヒヤ。
山形のひとなつっこい人たちと、台風に振り回されながらの山形路でした。
