江戸下町めぐり


今日はウォーキングではなく、友人と水天宮ランチ。
玉ひでの斜向かいにある、フレンチビストロです。
おそばやさんに嫁いだフランス娘が数年経って自分の両親が営んでいたレストランを、フランスからここ下町に移しやってます。
本当に、食堂といった感じ。
2階に通されて、わりとゆったり落ち着けました。
窓からは、玉ひでの盛況なこと、盛況なこと。
私はグラタン、友人は本日のおすすめランチ。
おすすめのメニューがソーセージとおっきな豚肉、そしててんこ盛りのマッシュポテト。
フレンチというかジャーマンって感じでした。



天気もよく、浜町方面へ出て、清洲橋を渡り、清澄白河へ。
もう深川商店街です。
そして大好きな、深川江戸資料館へ。

江戸の時代の庶民の風景がそっくり展示。
家の中に上がれたり、一日の時間の流れを再現していておもしろいのです。
猫の鳴き声も聞こえてくるし。



そして今日はラッキーなことに、江戸浄瑠璃の新内流しの演奏とぶつかりました。
そう、当時のままに時間になるとどこからともなく三味線の音が聞こえ、火の見櫓下の小さい広場で「明烏」を聞きました。絵はないけど紙芝居の前身のような感じでした。
演奏と語り、歌と、披露してくれた新内剛士さんは過去に名取裕子さんとの朗読劇で何度かお見かけしました。
都度、若いのに感心です。



さてまた20分ほど歩いて、東京都現代美術館へ。
ここではロビーでまったり。
ちょうど企画展で坂本龍一含むアートと音楽をテーマに、ロビーでも絶えずいろんな雑音のような、ベルのような音が聞こえてきました。
係りの人に聞いたら、ちゃんとそれもアートで片隅に説明のパネルがありました。でもそれがなかったらニューヨークの音だなんて、わからなかったけど。


なかなか有意義な下町散歩の一日でした。