ゼロ@あうるすぽっと


劇団ひまわりのプロデュース部門による、オール若手男性キャスト。
ゼロ戦で活躍した岩本徹三をモデルにした、若くして散っていったパイロットたちの物語。
まったく大道具を使わず、彼らのからだで表現する飛行機や雲、海原、空、ジャングル、、、どれも見る者を容易にその表現の世界へ連れて行ってくれる演出にずーっと感嘆しどうし。
彼らの描く曲線の美しさ、でも時には力強くアクロバティックに立ち回る展開に、あっという間の2時間半で気づくと涙が伝ってきました。
言葉使いは今風ではあったけど、きっと当時の若者の気持ちはいつの時代も熱いものがあったんだと、教えてくれたお芝居でした。