東海道の秋路二日目〜小田原編


食堂から望む朝の海。
最高の眺め。
今日も天気良し!






和定食。
卵焼きがおっきい。
そしてふっくら。
お櫃でくるからご飯も思わず、お代わりなんかしちゃいました。



向こう側はラウンジ。
ガラス窓に囲まれて、かなり暑い。











いいね、いいね、ここの食堂とラウンジの眺めは大好き。


このあと食後の別注文のコーヒーは自前で部屋でゆっくりと。
(みなさんはラウンジに移動し飲んでます↑)
今日はまずは、昨日行けなかった創作の家へ、歩いて向かいます。


ここは宿出てすぐの、
般若院。
紅葉にはも少しかな。




宿から創作の家まで15分、もうすぐ、のとこまで来てるけど開館時間までまだあるので、
たまたま出会ったガトちゃんとおしゃべり。
本当にしたのよー!!
おかげで時間が潰せました。
会話の内容は、、、お互いニャー、ニャーとしか言わなかったからねぇ。。。

さあ、昨日行けなくてやっとウォーキングマップ(本当は当日限りなんだけど)での割引きが使える施設に到着。
創作の家、です。
まだ開館には少し早いかな、と思ったらすでに開いてました!
なあんだ、ガトちゃんと油売ってなきゃよかったけど、ま、いっか。
昨日もそうだったけど、ちゃんと情報は更新してほしいな。


ここは、池田満寿夫佐藤陽子夫妻が満寿夫氏が亡くなるまでの15年間住んでいた家。
中は撮影禁止なので残念なんだけど、ふたりの個性溢れるものたちでいっぱいでそれはそれは楽しくて、懐かしくもありました。
必見は、売店のとこにある冷蔵庫。
真っ白なそれに、満寿夫氏がイタズラ書きのようにマジックで陽子女史の下絵を描いたのがそのまま残されてます。


このタイルコースターは最後の一枚。
以前、多賀の満寿夫氏の窯のアトリエでも富士山のを買ってきました。
どちらも色使いが気に入ってます。
今も存命だったら、と日本のピカソを惜しみつつ、このあとは小田原へ向かいます。



一夜城ヨロイヅカファームです。

熱海から電車で20分、バスでさらに20分。
小田原から今だけ秋季限定バスで来れるとこ。


実は、本来の目的はここ。

友人と小田原で待ち合わせして来ました。
でも私はせっかくなら足を延ばしてと、熱海に前泊したわけです。



小田原からの秋季限定バスは、
1回200円で当日に限り乗り降り自由!
しかも車中ボランティアガイドさんが説明してくれるので、まさに観光気分。
切符代わりに各停留所の観光案内を載せてる冊子をくれるところは、気が利いてます。



石垣山にある一夜城。そこの歴史公園の向かいにちんまりとヨロイヅカファームはあります。



見晴らし良し!!







ヨロイヅカファームは、地場産の食材などのマーケットが併設されていて家族連れで大賑わい。


中のレストランは本格的で席数も30席もないのとで、
ほとんどの人は外でケーキを食べたりしてました。



もちろん私たちは予約してあるので、レストランへ。
本当に小さかった。
でも、値段は高級レストラン並み。
アミューズから始まるコース。
おかしいな、確かに写真撮ったはずなのに、、、
いちばん美しく見栄えよかったんだけど、残念。
ポークとトリュフをメレンゲの泡で包んだ小品でした。

代わりにとパン!?です。
どれもオレンジを使った天然酵母のパン。
一番おいしかったのは右のレーズン入りのパンでお代わりしちゃいました。
(でも結局お腹いっぱいで持ち帰ってきたんだけど)


前菜は、マグロをチョイス。





メインも魚をチョイス。
これまたアミューズと同じようにメレンゲふわふわ。
太刀魚。
下にキャベツとお米が。
バルサミコソースで次第にうな丼のようになってきちゃいました。


デザートはせっかくだからケーキを選択しなくちゃ、と思ったけどとってもフルーツが食べたくなったので、洋ナシのコンポートにしました。
友人はケーキ2種とアイスクリームの盛り合わせを頼んだけど、これがまたなんともちっちゃくて。
ここはケーキが売りのはずなのにねぇ〜


そう、結局ケーキ食べなかった、、、
ケーキを買おうにも家に帰るまで時間かかるし、そこで食べるにももうお腹いっぱいだし、パンもいろいろおいしそうだったけど、うーん、買ってまでかな、とも思ったし、何よりレジ待ち行列もあったし、で。


腹ごなしに向かいの歴史公園へ。
奥の展望台からの眺めです。

ちょうどロマンスカーが通っていくのが見えました。
左端はもう湯本です。





右側は相模湾小田原城も見えるのです。
ここは秀吉が小田原攻めの時に陣を構えたとされる場所。
今ではもちろん跡しか残ってないけど、戦国の武将たちがここで足馴らししてたと思うと自分もその一員になったよう。
そしてきっと秀吉もこの海と町並みを見ていたのよねー!!


帰りは、バスの便が悪く小一時間待たなければならないので
歩いて次のバス停まで行くことにしました。



30分だけど下り道だから楽よね〜なんて思って歩き出したら、
結構な勾配で足の付け根や腿の裏側が、もう悲鳴をあげ始めてました。


ここのみかんは輸出向けが多いと言ってたけど、手をちょっと延ばせば採れちゃうほど。
道端のみかん売りやさんが盛んに声をかけてきたけど、家に帰ればいっぱいあるのよね〜
でもこっちの方が数段おいしそうだけど。


山を降りてきたら、この日のウォーキングイベント参加者たちと鉢合わせになり、せっかくなら小田原城へもと先も歩くことにしました。

行きのバスの中から見たういろう屋さんに立ち寄り。
小田原にういろう、なんて初めて知ったかも。



実は小田原と外郎家は深いつながりがあったよう。
長くなるので割愛するけど。
ここの店と駅前の店も、必ず薬局と一緒になっていて不思議だったんだけど、もともと外郎家は医術と占いに長けてたというから薬の処方が端を発してたわけでした。



小田原城が見えてくるあたりから、凄い人になってきました。
そう、さきのウォーキングイベントのゴールになっていて、私がよく参加する駅ハイとは大違いでかなり大掛かりだったようで、
中に入ったものの、そそくさと出てきてしまいました。

駅までの道も参加者と観光客でいっぱい。
結局帰りは1時間半ほど歩いてきました。




以外にもウォーキングしてしまった2日目だけど、熱海&小田原再発見の旅で満足度120%でしたっ。