オペラ座の怪人ケン・ヒル版@東京国際フォーラム(動画あり)


美しいっ、渋いっ、面白いっ!!!
舞台ではロイド・ウエーバー版しか知らなかったけど、ケン・ヒル版はおそらく昔映画でみたガストン・ルルーの原作に近い内容だったと思う。
ケン・ヒル版はまるでオペラを見てるかのようで、クリスティーヌ役のアンナ・ホーキンスの歌声が本当に美しい。
うっとり、という言葉がぴったりで。
個人的には、ウエーバー版より私はこのケン・ヒル版の楽曲の方が断然好きです。
ド派手な演出はないものの、細かなセット、重厚感あるインテリアなどどれも丁寧で、それでいてコミカルな部分もあって、ちょっと残酷で、でも歌はどの役者も素晴らしく、さすが外国人の歌唱力を見せ付けられました。
おそらくこれで最後となるであろう、怪人役のピーター・ストレイカーの渋みのある声とクリスティーヌの透明感ある声が合わさって、私の中のオペラ座の怪人が一挙に塗り変えられた瞬間となりました。

そして今日は、クリスマス。
特別に来場者には出演者のメッセージ入りクリスマスカードが配られ、終演後にはクリスマスソングとラッキーな日に来れました!!
今年最後の観劇を幸せな気分いっぱいで終わることができて、本当によかったですっ。