火の女神ジョンイ

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最終回を迎えてしまいました。
私にとって、去年から嵌った韓流時代劇はこれで通算9本目かな。
今まで観てきたドラマは、必ずモデルになった人がいて、今回はペク・パソンという日本にやってきて有田焼を作ったとされる人。
たった一行か数行しか残ってない史実を基に、壮大にも展開していく内容作りは今回も舌を巻くほど、見事でした!!
まあでも今回はさほど残酷なシーンもなく、穏やかに流れていったように思います。
お話しは日本に連れて来られるとこでおしまいなんだけど。


最初に嵌った「王の顔」と同じ時代、光海君が主役なんだけど、今回のドラマは史実という点からは割と正確に描かれてたように思いました。
例えば光海君の父、宣祖が倭軍が攻めてきて明へとんずらしてしまい、民が起こって宮殿を焼いてしまったり、光海君の兄の臨海君が放蕩三昧だったのでこれも民が怒って倭軍に突き出したりしたところ。

ところがこれが、5月に韓国へ行ったときはことごとく現地の人から倭軍が全ての宮殿を焼き払ったと説明を受けました。
そのときは全く歴史を知らなかった私は鵜呑みにしてしまい、すっかり韓国に同情してしまいました。
が、今となっては当時の王様たちはなんと情けなかったことだろう、と思ってしまいます。
現地のガイドさんの説明では、豊臣秀吉の軍のあとは日韓併合でまた日本が焼き払った、というのですが、実際は日本は国費を投じてインフラ整備、文化の向上と、それはそれは近代化に尽くしてあげて、植民地化にしたのではなかったのです。
歴史を知るにつれ、いかに昔の日本人はアジアに尽力してきたか、今さらながらに開眼の思いで引き続き探ってる毎日です。
韓国ドラマのおかげで、歴史観が変わりある意味よかったと思ってます。