樺太1945年夏〜氷雪の門@遊就館


この夏2度目の靖国
併設の遊就館へはウォーキングなどで数回訪れたことあるけど、ちゃんとお金払って見学したのは初めて。
今日の目的は今月いっぱいまで上演してる、氷雪の門、を観るため。
午後の回を観る前にざっと他の展示を見学。
と思ったら、まあ結構あるのよね〜

幕末のころからの日本やアジアの歴史がわかりやすく丁寧に解説されていて、感動してしまいました。
パネルでの図解なんて欲しいくらい。
この展示のためにずいぶん苦労したんだろうな、と思いました。
ほぼ一日いたわりには、映像ホールをはしごしたため、半分くらいしか見れなったです、、、

映画は、あまり知られていない終戦後に起きた樺太での悲しい実話。
北のひめゆり隊とも言われてます。
丹波哲郎氏など往年のスターたちも顔を出してはいるものの、ドキュメンタリー風の地味な内容でした。
でもそれだけに切実としたものがありました。
玉音放送も流れ終戦したはずなのに樺太ではロシアがここぞとばかりに攻めてきて、それに抵抗することもできずにいた日本。
それを唯一体を張って情報手段を守って最後に散っていった電話交換手だった女の子たちのお話しは、やはり後世に伝え継ぐべきものだと思いました。
樺太へ行くことはできないからいつか稚内へ行って、氷雪の門で慰霊しに行きたいと思います。