三鷹さんぽ


バスで20分、三鷹へ出てきました。
まずは駅前のビルの中に、ちんまりとある市立ギャラリーへ。
さすが知名度高く、平日でこの場所なのに結構な人が来てました。
知らなかったローランサンキュビズム時代、あの淡い色調とは対照的な暗い色使い、お茶目で精力的に描き続けた晩年と、女性であるがゆえの時代との戦いだったこと、初めて知りました。


お昼を挟んで、今度は以前にも行ったことのある山本有三記念館へ。

以前は中に入らなかったけど、今回はお家の中を見学。
以外にも広く、古いながら立派な造りに感心。重厚な建築デザインはまるでイギリスの洋館のよう。
でも進駐軍に接収されてしまったので、ここには10年くらいしか住まなかったみたいで本人も無念だったかと。
それでも接収解除後は国語研究所としてこの家を解放し、拠点としてたなんて、国語教育に多大に貢献した人だったんですね、ちっとも知りませんでした。

門から玄関までのアプローチの横の庭。
家の奥にはさらに広い庭があり、今は無料解放されてます。



そのお洒落な門には、大きな石が。
代表作「路傍の石」にちなんで見つけてきたとか。


さてそこから15分ほど、万助橋を超えてしばらく行くとほぼ吉祥寺エリアに入ります。
井の頭自然文化園に到着。


午後、まさに世の動物たちはほとんどがお昼寝タイム。
このアナグマは腹出して無邪気に眠ってるかと思えば、隣の囲いのアナグマたちは激しく喧嘩してました。



そしていました、日本一長生きのゾウ、花子!
元気でよかった。
推定70歳近い。
10年以上前に来た時は、ステップを踏み続け“スイングハナコ”と密かに呼んでたんだけど、今じゃもう足を前後するだけがやっとなのかな。それもあんまり動かないし。
それでも会えてよかった。
いちばん会いたかったから。
まだまだ元気でいてね。
また来るねー!!