チェーホフ?!@池袋芸術劇場小ホール1


久しぶりに池袋芸術劇場に来ました。
今日の観劇は、そう、「チェーホフ?!」。
正月に巣鴨地藏通り商店街で会った、篠井さん主演です。
と、その前にこのポスター横、蒼井優ちゃん主演の「南へ」の看板製作が左側で行っていました!

写真を片手に職人さん?画家さん?が、器用にいえ上手に優ちゃんを描いてました。妻夫木くんは残念ながらまだ一筆も加えてありませんでしたが。結構な人だかりができてました。


お芝居の方は、チェーホフの頭の中を覗いてみた演出家タニノクロウ氏の世界!!といった感じでした。
出だしがとってもユニーク。額の付いた舞台に子供が出てきて、魔女が手招きする方向へと導かれると、まるで額のマトリョーシカのごとく、次々と一回り小さい額が現れて、しまいに額の中の絵の中に行ってしまう。。。
前半影絵のような舞台は美しくて、生の演奏家による音楽と効果音も斬新でした。篠井さん演じる魔女も妖艶で、美輪明宏さんを連想させるような歌唱は魅力たっぷりでした。
でも後半は、、、タニノさんらしい精神世界。何がなんだか、混乱してしまいました。でもそれが狙いなんでしょうね。人体解剖やら虫やら、、、そうか、チェーホフは医者だったんだものね。
篠井さんはチェーホフと現実を結ぶ不思議な存在でした。