青森ウォーク2日目


翌日、部屋からの眺めです。目の前は陸奥湾
朝からどんより。弱い雨。ため息・・・



ホテルの目の前がハイキング受付場所の駅だからラクチン。
今日も目的地の尻屋崎灯台までバス。でも今日は昨日より少ない35名ほどの参加。ほとんどが昨日と同じ面々。



大湊から約1時間。なんとか雨も上がってくれました!
天気なら灯台周りにいる寒立馬も、雨だったせいかこの尻屋崎灯台へと来る道の途中のゲートのとこにいっぱいいて、バスの車窓から拝めただけでした。










日本海と太平洋がぶつかる尻屋崎。面白いくらいに海の表情が違ってました。
それにしても風が凄くて寒いっ!!

灯台を過ぎてしばらくするとすっかり風が止みました。
と、そこにいました、いました!お馬さん!

みんな歓声をあげて、パシャパシャと撮影会。
人なれしてる寒立馬は、まったく動じずひたすら草を食んでました。

と、さらに奥にいた大きな白馬がこっちへ闊歩してきました。
この白いお馬さんは、みんなの前に来るとじっとして、カメラポーズを撮ってました。

ぐるっと回ったところには、岩に張り付いたのり(ふのり)を獲る地元の人たちがたくさんいました。
そしてそこにもお馬さんが。

一時は数頭までに激減した寒立馬。今では30数頭ほどに繁殖。
でももともとは肉用馬。老馬は食べられちゃうんです。



すっかり観光地でしかないと思った尻屋崎かと思ったら、ちゃんと裏手には集落がありました。
小さい鳥居まわりにはお花がたくさん。
冬のお花と春のお花の競演です。



健脚揃いの参加者だったため予定よりかなり早くゴールに着いてしまい、仕方ないのでゴールよりさらに先の、出発地点の灯台の駐車場まで戻ることになりました。
そしてここが行きにバスで通ってきたゲート。やっぱりまだいました、数頭。



ここの柵の中にいる5頭は、妊婦さん。でももともとどの馬もこんな腹だから区別つかないけど。
今年は地震の影響からか、まったく出産する兆候が見られないよう。いつもならこの時期仔馬も見られるらしいんだけど。ちょっと心配。



あまりに早いペースなため、予定外の場所へ。下北駅近くの来(か)さまい通り。
なつかしいー!13年前にもここの木のアーチが連なるところで、手を広げて写真を撮ったっけ。
それにしても昨日に続き、ウォーキングが終わってからまたしても天気がよくなってきたっ!










通りをはさんで、物産館と観光館があって、この「いくべぇ」は物産館で。
いくべぇ、は、青森デスティネーションキャンペーンのキャラクター。
頭にはリンゴの花をモチーフにした帽子、お尻にはブナの葉をしっぽ代わりにつけてる妖精なんです。






大湊駅に戻ってきたけど、列車の時間まで1時間あまり。
昨日も夕飯あとに寄ったケーキ屋さん。店内でも食べられるので時間つぶしにまた食べちゃいました。
ここのお店も13年前に買ったことがあって、そのことを話したらお店のお母さんはとっても喜んでちょっとおまけしてくれました。
外見には似合わず、とってもおしゃれなケーキが売ってるんですよー!
息子さんもパティシエで、今ではタイペイのジョエル・ロブションで働いてるそうです。





さて大湊からは野辺地へと向かいます。
できたての「リゾートあすなろ」に乗車。
この路線は、JR東日本の「大人の休日倶楽部」CMで吉永小百合さんが宣伝してます。
小百合さんはリゾートあすなろには乗ってないけど。








先頭は展望車。
とにかく窓がどこも大きくて、景色の中にいるよう。
途中まで道の駅の人が、地場産のおみやげを売りにきます。
それとは別に通常の車内販売も。



野辺地からはホテルからの送迎で10分ほど、まかど温泉に到着。
部屋からの眺めです。
薬師堂が見えます。


こちらは向かって右手。
今来た、下北半島が見えてます。


ホテルの夕飯。
お約束の「みそ貝焼き」いえ、こっちでは同じ青森県内だけど「貝味噌焼き」と名を変えてありました。
やはり東北ならでは、どれも味が濃かったです。