山梨の旅1日目@甲府

もはや私にとって、旅、というほどおおげさな?感じではないんだけど、明日のウォーキングを前に前日に甲府入り。
実は明日より、今日のこのおまけのワイナリー見学の方がウキウキ気分。
何度も来ている甲府駅だけど、駅から5分ほど歩いたとこにワイナリーがあるとはついぞ知りませんでした!

サドヤワイナリーです。
江戸時代より油屋だった店を明治末期に洋酒店へ変更。
大正6年よりワインを醸造している、由緒あるワイナリーです。
知らなかったのも、ここはほとんど宣伝してこなかった、とのこと。

立派なフレンチレストラン、カフェ、売店が左手 ↑ 
右手は工場 ↓ 

そしてこの敷地の地下には広大な貯蔵庫が広がってます。
この右端にある、扉からワイナリー見学します。


この扉、よく見ると樽でできているので、湾曲してます。


扉から地下に降りていくと、そこはもう迷路のような途方もない空間が広がってました。


地下壕のような暗い通路はいくつも分かれていて、まるで牢屋のように格子に分かれた部屋には年代別におびただしい数のビンで貯蔵されたワインが眠ってました。もちろん樽貯蔵の部屋もあったけど、ここサドヤワイナリーの特徴は、樽で熟成させ通常ならその後澱引きしてビン詰めして出荷するところ、樽熟成後さらに何年もビンで熟成させるところが大きく違ってるようです。
次の写真はワインのタンクになっていた部屋。

全部で50くらいあり、今も半分くらいは使われてるようです。
見学できるよう?アーチ型に通れるようにしてあるけど、タイルひとつひとつを見ると天井付近までワインの染みがいっぱい残ってました。
今、こちらの部屋は、大正時代から昭和にかけて使われていた葡萄の掘削機やコルク詰めする機械など、大昔の器具が展示されてました。
後半はまるで美術館のような造りに感心しながら、300円で30分のツアーは終了。出口はちゃんと売店へと直結してました。
ツアー参加者には売店での1割引券をくれます。


さて、カフェに入って一息。
せっかくなので、ワインを一杯。
シャトーブリアンミュール。辛口だけどさっぱり。
口添えにフルーツトマトのジュレ
上の赤いソースだけだと確かにトマトピューレを薄くさっぱりした感じ。でも中から下のムースを混ぜて(一緒に)食べると、絶妙に美味しかったです。
これぞ夏のデザート!そしてワインととても合いました。




左側がレストラン、右側がカフェです。


お土産は宅配でもしていっぱい買おうかと思ったけど、結局共にハーフボトルでこの工場オリジナルのブルーベリー入りデザートワインとモンシェルヴァンの赤を購入しました。









今日の泊まりは甲府駅からちょっと離れた、バスで10分くらいのとこにある、ホテルクラウンパレス。
09年に改装して、洗練されたインテリアデザインの部屋でした。

ホテル近くにカフェもやってる、輸入食材も扱ってる自然食品&惣菜やがあるのを調べてたので、そこでラタトゥユと小さいパンを購入、
ついでにコンビニで生ハムの冷製トマトソースのパスタを買ってまたスィーツも買って、夕飯と2度目のおやつを、購入したワインと共に食べました。