極上文学 Kの昇天〜或はKの溺死〜@スペースゼロ


東京もすっかり秋。
見慣れた駅までの道なのに、
紅葉が散って
模様を描いてました。



今日のお芝居は原作梶井基次郎の小説の朗読劇。
オールメンによる極上文学第五弾。
美しい、美しすぎる、、、こんなお芝居初めて。
途中掛け合いなるものはあるものの、それ以外は静寂をよぎるように昔の純文学を読んでるような気持ちにさせてくれて。
セットも四角い土俵のように白砂の舞台が中央に客席はぐるっと取り囲み、テントのような天井は月やシルエットを浮かび上がらせる。
役者たちも美形を揃えてるし、影法師といい、具現師といい、うたかた師といい、それぞれが一つとなって見事な演出。
まるで芸術作品を見てるかのようで、たっぷり堪能いたしました。