鳥獣戯画展@東博


超コミコミの鳥獣戯画展へ行ってきました。
外と中で計2〜3時間待ちが連日。
甲乙丙丁と各巻あるなか、ダントツ人気は甲巻。
係の人はしきりと、いきなり行列を作ってる甲巻からは見ずに、高山寺展の方から見てもらうと鳥獣戯画へと流れがわかるのでお勧めする、と言うも、やはりそうこうしてるうちにどんどん行列はできてしまうから、やっぱりみんな一目散に甲巻へ行ってたようで、、、
開館30分前から並び、久しぶりに音声ガイドを借り、やはり高山寺展の方は後回しにし、ただ甲巻へと続いてる部屋の前半にある華厳宗の方の展示から見てたら、あっという間に甲巻待ちが30分から80分になってしまってました〜
実際は見るまで90分くらいかかりました。展示そのものは前期と後期に分かれてるせいもあって短くてあっと言う間なのよ。
まるでどっかのフェルメール展のような勢い。いやその云十倍の人の量。
平成館の廊下という廊下が甲巻並びの人の列で埋め尽くされてしまってる感じ。
でもフェルメールの方が効率よい見方なのに、甲巻はとってももどかしい誘導。
巻物だから一列でしか見れないのかもしれないけど、、、
見終わった時には、なんと150分待ちになってました。

甲巻は確かに愉快で面白いけど、丙巻も楽しいし他の巻もそれぞれ見ごたえあるのにねぇ。
せっかくの絵巻、詞書がないだけに自分の空想を働かせてお話しを作りながら見たいのに、これじゃあゆっくり見れないわ〜
まあでも、やはり原物の古めかしさは当時の息遣いが聞こえてくるようで、時空を超えて一時の動物たちの世界に旅してきた気分になりました。