東京駅美術館巡り


まずは東京ステーションギャラリー
リニューアル前に一度来たことがあったような気もするけど、面影あったのかなあ〜
不思議な美術館です。












今まさにオークションで話題となってる、タイムリーなピカソとのコラボ。
シャガールもあったけど、ミロやカンディンスキーなど現代アート中心の内容で、ウォーホルのいろんなマリリンを間近に見れて満足でした。

でも一番面白かったのは、やはり美術館そのものでした。
「なんて、恐ろしい美術館なの、ここは!!」と前を行くおばちゃんが、係の人に叫んでました!!

恐ろしいかどうか、は、まあその人の印象次第なんでしょうけど、確かに後半は黒壁で冷たい印象。
私なんてバカみたいに、その黒壁も今回の現代アートの一つと勘違いしてしまってました。
各部屋へ行くには扉を開けなければならず、まるで不思議の国のアリスみたいな感覚に陥ります。
3階から始まり、2階へは階段。もちろん扉を開けてその先にあるんだけど、これがまた凄い!!
八角形の回り階段の天井に吊り下げられた縦長の巨大シャンデリアは旧館からのもので、圧巻です。
そしてその階段を囲む壁は、なんと重文の赤レンガ。
いいんだろうか、、、
だって擦っちゃうくらいギリギリなのよ、お手を触れないでくださいって、書いてあってもきっと触っちゃってる人いるんじゃないかな。


そしてお昼を挟んで八重洲側へ。
もう何度も来てる、ブリジストン美術館
実は(すでに完売になってしまってるんだけど)東京駅美術館共通券を購入してたので、その中に入っていて、
しかも今度の日曜で一端閉館になってしまうから慌てて来たのです。
そ、そ、そしたら!!
私のブリ美始まって以来の長蛇の列!
もう建物をぐるっと半周以上、すでに入場1時間待ち。
えーっ、平日よ、そんなに人気あったっけ?
あせったけどその列は当日券購入者だったので、前売りを持ってる人はすんなり入れました。
よかったあ。
館内はもちろん混んではいたけど、見れない人ごみでもなくて、逆にあんなに活気ある美術館は初めてでした。
今までの美術館の歩みの部屋もあって、みんな熱心にビデオを見たり、写真を見たり、あらためてこんなに絵が好きな人たちがいたんだ、って思った一日でした。