渋谷無料アート巡り


先日のこと、、、

まず、兼ねてから行きたかった、國學院大学博物館へようやく、そして企画展ギリギリの日に行くことができましたっ。
企画展は、沖ノ島関連の祭祀にまつわるもの。
國學院所蔵の文献、日本書紀やら絵巻やら結構あり、千葉や奈良の桜井からの出土品、埴輪や装飾品などよく残っていたなあ、とため息です。
常設展がまた立派で、埴輪もかなり大きいものや縄文土器や銅鐸、壺、、、もう圧巻でした!!
日本の神道の歴史と國學院大學の校史はもちろん、卒業生の折口信夫のアトリエの再現コーナーもあり、想像以上に立派で見応えある内容に、ただただ驚きでした。


お次は國學院大學博物館から5分ほど、実践女子大学へきました。


守衛室で受付し、カードホルダーを付けて入館。
大学の建物なのに吹き抜けの立派できれいな建物。その一角に香雪記念資料館があり、そこで今朝倉摂さんの展示会中。
朝倉摂さんって、あの朝倉彫塑館の主、朝倉文夫の娘だったんですね。
伊東深水に学び、のちに渡米し、多岐にわたるジャンルで活躍した足跡を垣間見れました。
舞台美術も手掛けていて、その舞台の抽象的な現代的な背景やセットもあれば、一度は目にしたことがある「赤いろうそくと人魚」など、絵本の挿絵も!!
以外に小さいスペースながら長居してしまいました。
摂ワールド、嵌りそう、、、

そしてこれで終わりかと館内を見渡すと、向こうに、それこそ、
向こうだくにこ!!室が!!
向田さん、実践出だったんですね。
ここもまた中央に、向田さん愛用のグッズが置かれていて、これまた見どころ満載な場所でした。
特に愛用だった、パイオニア製の留守番レコーダーなんて今となっては貴重な電化製品なんじゃないかな。


ラウンジも広々、自販機で缶コーヒー買って、目の前のラバーコートでテニスをしてる生徒たちをぼんやりと見ながら、充実した午後を過ごしました。