「仕事クラブ」の女優たち@三越劇場


築地小劇場、新劇運動、検閲、東京左翼劇場、プロレタリア運動、、、
まさに日本では女性が舞台で活躍しようとする、その勇気と決意が当時の政府によって弾圧されかけていくその過程をまざまざと見せつけられた内容でした。
激しいやりとりのシーンの多い中、ただひとり物静かな口調で人生の先輩として影日向となりみんなを見守る、優しい中にも凜とした老人役の奈良岡朋子さん!!
←チラシのイメージとはだいぶ舞台上では違ってたけど(かなりお年を召した感じで)、彼女のオーラが凄かった、、、
空気が一辺に変わるとはこのことと実感した感慨深いお芝居でした。
作者のおさださんは、ちょうど一年前にここで観た「SOETSU」という韓国と日本の架け橋となったあるひとりの思想家のお話しの作者と一緒でした。こちらは民芸運動でしたが。
なんとなく共通する雰囲気がありました。