ミュージカル走れメロス@オーチャードホール


最近、Bunkamuraづいてるぅ〜
と、今日は演劇。なにゆえコクーンじゃなくてオーチャード?
もしやLUNA SEAファンや光GENJIファンが大挙するのか、と思ったけど、、、
ま、でもなかなかの盛況。
約3時間の大作に、エッ!と思ったけど、蓋を開けたらどことなくショーっぽい。
いきなりエンディングのような演出。うーん、想像してたのと違うような。。。
走れメロスの内容ではなくて、芥川龍之介に傾倒?してた太宰治の物語。
音楽監督太宰治役は、イメージぴったり河村隆一
太宰の分身、2幕目にはローラースケートも履いちゃう辻島衆二には、諸星和己
振付監修と“はじける”芥川龍之介役は、大澄賢也
井伏鱒二が三枚目役で時にMCやったりするあたりはユニーク。
鈴木亜美やIZAMも出てきて若者ばかりだったからか、あまり「文学」という重みが感じられなかった。
古い建物のセットの中で、やたら現代風のダンサーたちが踊るのもちょっと違和感あって。
と思ってたけど、ラストの方に来て実はとっても太宰の精神世界に迫っていたんだと、気づかされました。
歌も踊りもそれはそれでいいんだけど、そう、雰囲気をもっと変えればかなり印象深くなるはず、と思いました。