紙屋町さくらホテル@紀伊国屋サザンシアター


井上ひさしのもうひとつのヒロシマ
原爆投下寸前に、本当にあった移動演劇隊の物語。
初演はなんと、森光子が主演だったとは。。。
さぞや号泣するかと思ったけど、ハンカチの出番はあんまりなくて、しんみりというよりは楽しかった内容でした。
私の好きな、相島一之氏の言語役者役の言葉がラスト、身に詰まされてきて感動でした。
そして立川三貴氏の閣下役も、とても重みがあって心情がそのまま伝わってくるようでした。
あんな戦時中でも必死に演劇を学んでいた人たちがいたんだ、と改めて知り、またひさし氏ならではの日系移民に対する想いを感じた3時間でもありました。