ナターシャ、ピエール&ザグレートコメットオブ1812@東京芸術劇場


会場に一歩足を踏み入れればそこはモスクワ。
天井からはコメットがたくさん、キラキラ。
そしてウラーーッ、とみんなで叫び開幕!!
映画「美女と野獣」の歌手ジョシュ・グローバンのピエール役を日本初演版で井上芳雄くんが!!
らしくないどんくさい役なんだけど、やっぱり安定感のある素敵な歌声は素晴らしかった!!!
そしてナターシャ役の生田絵梨花ちゃん、失礼ながらこんなにも歌唱力あるとは、お見逸れしました!!
噂に違わず、斬新な舞台。
かつてベガーズオペラも客席を舞台に一部上げて観客もキャストに混じるシーンもあったけど、今回は通常の客席とは別に舞台にまるまる6カ所ほど奈落を造ってキャバレースタイルの、コメットシートと呼ばれるお酒も出る?特別な客席あり。もちろん料金もお高めだけど。
そこへ時折キャストたちが降りていって、一緒に乾杯したり、演じたり、、、
私がいた2階席までもキャストがやってきていろんなもの、ピロシキやらエッグシェーカーやら手紙やら、を配る?投げたり、、、
とてもトルストイの「戦争と平和」の一部を元にしてるとは思えないほど、みんな明るくて楽しくて、舞台の裏まで見通せるようなワクワク感いっぱいのお芝居でした〜