佐野、春の古刹めぐりウォーク


佐野厄除け大師まわりを歩くコース、約6キロ、1時間半。
佐野駅に着くと、ご当地キャラの、さのまるくんがお出迎え。
さのまるくん、ラーメン笠と名物いもフライ剣を持ってます。
隣には子供たちのチアガールが元気に見送ってくれてました。
でも私はのっけからまったくコース無視。
というのも今宵の宿まで駅からだと、車で15分のところ、歩こうと思ってたからです。
宿の近くにはアウトレットもあるし。
なのでなるべく余分なとこは行かないで、真っ先に厄除け大師へ向かいました。
早くもお腹が空いてきて、受付でもらったご当地味噌饅頭を食べちゃいました。



駅から15分ほどで大師到着。
この山門は葵の紋が入っていて、かなり立派。十万石の格式の持つ大名だったそう。
総けやき造りで風格がありました。




門を入ってすぐ、金ピカの釣鐘が!!
日本一大きな金の梵鐘だそうです。





そして足尾鉱毒事件で活躍した、田中正造の墓がありました。
分骨地ということだそうです。






そして本堂へのお参り。
ちょうど供養中なのか中では炎が焚かれてました。
外は外でちょっとした列。
その参拝の仕方に列ができるわけを納得↓

左右に分かれていて、私が並んだ方は小さいお釈迦様でした。
右においてあるドラ(鐘)も小さかったけど、このお釈迦様の足元にある池のようなお茶を小さい柄杓で掬って、頭からかけてあげてカンッと鳴らしてあげるのです。


さて一巡りして、ホテルいや、アウトレットを目指そうとしたけど、やっぱりそこかしこに“らーめん”の看板を見ちゃあ、食べたくなるぅ。
お腹だってさっきの饅頭だけじゃ、全然物足りない。
11時半を回ったのでボツボツ店も開き始めてきたとこだし。
でも女ひとり、老舗?らーめんやに入るのって勇気いる。どうしようかとなんとなく歩いてたら、きれいそうなお店があったので入ってみました。

普通のらーめん、を頼みました。
すごーくあっさり味。佐野ってこういうのなのかな!?
でも良かった、私好みで。

らーめんやを後にし適当に歩き始めたけど、本来のウォーキングコースが町中なので時折り参加者と一緒になるのがちょっとおかしかったです。って私も参加者だけどね。
と、そんな余裕もないくらい、コースはずれて頭で覚えてきた地図を頼りにアウトレットを目指すものの、どんどんわからなくなってきちゃって、途中2度ほど道を聞いてしまいました。
想像ではアウトレットの標識か建物が見えるかなーって思ったらちっともだったし、やっぱり思った以上に遠かった〜
結局、この日私は12キロくらい歩いちゃいました。


約1時間ほど歩いてアウトレットに到着。
すんごい人だった〜なんでー?っていうくらい。セール中だったから?
2店舗くらい覗いてみたものの、ゆっくり見られず、かといって店舗の外は吹きっさらしで寒かったから、隣接するイオンモールへと逃げました。
こっちの方が建物の中だからいい。
夕飯調達も兼ねて午後3時からのチェックインまでゆっくり。

歩いて10分ほど。
カンデオホテルズ佐野です。
向いにはチサンホテルやルートインも。
でもカンデオは展望露天風呂がある!!


展望風呂と同じ階の10階の部屋でした。
私が今まで泊まったホテルの中で一番スタイリッシュ。
館内電話もスタイリッシュすぎて、うっかり朝まで受話器が上がったままなことに気づきませんでした〜
ベッドは幅140cmとゴロンゴロンと2回寝返っても大丈夫なサイズ。
アメニティは自分で必要な分をフロントで持っていく形式。
女性には洗顔料やバスソルトのプレゼントが。
インスタント味噌汁も2種類、お茶と選べてユニークでした。

ただ展望風呂は、思ったより女性のは小さくて(写真は男性風呂)、しかも風の強いこと、強いこと。
寒いし、せっかく洗った髪の毛がボサボサになりかけたので早々に引き上げて内湯で凌ぎました。