台風来るなか、本日はとある中高年向け健康雑誌主催の建物探訪ツアーへ。
軽井沢駅集合解散の日帰りコース。
お楽しみはなんといっても、万平ホテルのランチなんだけど、ね、、、
心配してた雨も駅着いたときは薄日も差し、ちょうどよい天気に。
まずはタクシーに分乗して雲場池へ。
右手方向へ歩いて行きます。
振り返ると、こんな景色→
細長い池なんですよね、一周25分ほど。
でも今日は半分ほどで別荘地へ進みます。
池奥には知る人ぞ知る某著名人のご夫人がよく訪れていた建物が。。。
今は、カフェに。
と、そこへ珍客到来!
よく見るとカモの赤ちゃんが5羽!!
この後、池に浮かんだ葉っぱの上をヨチヨチと歩いていて、それはそれはたまんなくかわいかったです。
さてさてちょこちょこと財界、皇族の別荘地脇をくぐりぬけ、待望のランチ!!万平ホテルへ到着。
お茶しにきたことあったけど、もちろん泊まったことも食事もなくて敷居が高いんだけど、、、
ここでボランティアガイドさんとはいったん別れて、ホテルのスタッフに連れられて館内見学。
(そっか、ハラペコの身ですっかり見学のこと忘れてた〜)
2階へ続く踊り場の亀のステンドグラス。
創業時の旅館亀屋から。
アルプス館2階の部屋を続いて見学。
なんとも和の雰囲気で、軽井沢彫りの家具もありました。
私ごときではとても泊まれないお部屋でございました。
1階に戻り、まだ食事まで時間があるのでこの時間は空いてない、バールームへ。
ここはジョン・レノンも滞在中は利用したとかで、その時のバーテンが今だ現役中。エピソードたんまり聞けそう。
さあ待望のランチ!!
ダイニングルームにも2つのステンドグラス。
似て非なるかな、富士屋ホテルや金谷とも違って天井はシンプル。
食事に気を向けてもらいたいとのことらしいです。
白ワインを注文し、
ホタテが中に入っているサーモンの前菜。
メインは、ステーキ。写真省略。
デザートは名物アップルパイ。
ツアー向けの食事でも手を抜かない、細かな味に感動してしまいました。
ホテルを後にし、また別荘地散策へ。
石畳のハッピーバレーへ。
知らなかった、軽井沢へは何度も来てるけど、
ここは初めて来た。
そう、木造の古い建物だったけど、あの文豪のね。
少し下っていくと、こちらは室生犀星のお家だったところ。
苔むす敷地は手入れが行き届いていて、感心、感心。
向かいは森瑤子氏が借りてた建物があり、そちらは煙突もあるモダンな感じで対照的でした。
だんだん雲行き怪しく、ポツポツ来はじめ、なんとかユニオンチャーチへ、ぎりぎりセーフっ。
アメリカ人の宣教師のお話しのあと、余りの雷鳴と雨脚にも少しアマヤドリすることになり、これぞ怪我の功名!!
偶然居合わせた、バリトン歌手清水一成さんの歌声を聞けることになりました!!
なんとラッキー!
そう、知る人ぞ知る、このチャーチは、ライブにもってこいの場所なのです。
アカペラのYou raise me upのあと、アンコールでみんなでアメージンググレースを合唱(といっても歌詞が良くわからない人はハミングだったけど)。
雷雨に感謝の一時でした。
まだまだ雨脚強い中、聖パウロ教会へ移動。
さっきのユニオンチャーチに比べて、こじんまり、山小屋風。
チェコ出身の宣教師らしく、雰囲気満点。
祭壇まわりはお花がいっぱい。
有名人もたくさん結婚式を挙げてるとか。
ここでやったら、本当に幸せになりそう。
かわいい教会でした。
本来ならここから一番奥の、軽井沢最古の教会、ショー記念礼拝堂へ向かうところ天候のため断念。
旧軽井沢へ向かい、解散。
せっかくなので、草津へと足伸ばし。
軽井沢から急行路線バスで1時間半。
宿は12室しかない評判の宿、綿の湯。
綿之湯という源泉を引いて宿にしてるのはここだけ。
目の前は、老舗草津ホテル。
そう、草津ホテルの別館なのです。
入るといきなりコーヒーが手軽に飲める休憩スペース。
足湯も館内にあって、
そこにもコーヒーマシーンや冷茶のサービス、読書ルームもあり、なんともまったりできるのです。
お部屋もゆったり、そしてきれい。
いろいろと行き届いたサービスがうれしい宿。
夕飯はどれも小振りで品数たくさん。
まさに女性が喜ぶものばかり。
写真は、カニグラタンとローストビーフがまだ出てないところで撮ってしまったけど。
台風来る中、思い切って来てよかった旅でした。
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