はーい、
今度はちょっと南の方へ来たよ。
ちょっとだけね。
ここは足柄SA。
わずかに富士山。まだちゃんと雪被ってないからヘンな感じだけど。。。
これから伊豆長岡へ行くんだ。
天気は下り坂だけど、お目当ては宿だからま、いっか。
新宿から高速バスで2時間半。
伊豆パノラマパークへ来たよ。
まだ雨降らないうちにロープウエイに乗ったんだ。
ちょっと紅葉してたよ!!
下はすごい勾配っ、こわっ。
かつらぎ山山頂↓
まだちょっと富士山顔出しててよかった!
駿河湾と山並み、そしてお花。
いいね〜♪
こっから出すとスタンプが富士山なのかなあ?
少しお散歩。
まずは、源頼朝公の像。
ここらへんで鷹狩りしたんだって。
大事な測量の碑。
百体地蔵。
鎌倉時代からあるんだって、ひぇ〜
でもお地蔵さんによってはいくつも涎掛けの願掛けがしてあっていいのかな?
おっきすぎでイエモン見えない?
(鼻緒のとこだよー!)
下駄供養塚。
旅館やホテルでお役目果たした下駄さんたちを供養するとか。
さらに奥へと進むと、ボードウォーク。
ここには初めて来たけど、以外と気持ちいいー!!
紅葉してたらもっともっといいのにねぇ。
よくある風景だけど、いちよ、ね。
恋人の聖地らしい。
イエモンの恋人は?
さてバスでぐるぐる、と古奈温泉町へ到着。
いったん荷物預けに宿へ。
ここが今宵宿、古奈別荘。
うわー古刹って感じ。
宿は5組しか泊まれないけど、お食事処は人気のよう。
きゃー、その5組のうちの1組なんだ、スゴイ!!
思ったより間口は小さい?奥行きがありそう。
とにかく荷物だけ預けて、あとのお楽しみ。
歩いて韮山反射炉まで行くって言ったら、宿の人たちにビックリされたっ。
でも30分もかからないと思うんだけど、、、
かの川の青い橋。
ここを渡って、世界遺産へ行くんだっ。
学生時代に来たときは閑散としてたのに、やっぱり違うね、遺産登録効果って。
でもまだ上州富岡ほど整備は進んでなくて、工事中の箇所もたくさん。
だけどやっぱりお土産やさんは立派。
先に洗面所に寄りたくてお店に来てしまったけどかなりの人ごみ。
名物らしいけど、あまりに硬そうなので買わなかった、、、→
100円払って入場。
ガイドさんを付けてもらおうと思ったら、すごい人気で出払ってて予約もいっぱいと言われ、、、
他のグループの後ろで聞いたらいいよって言うけど、途中からじゃあよくわからなかった、、、
本当は下田に造る予定だったのね、ペリー艦隊の水兵が起こした事件がきっかけでここになったらしい。
驚くなかれ、なんとまだ現役だって!!
大砲なんてまだ作ってるんだ。
なんだか戦争にかかわることだから複雑な気分。。。
どう使われてるかはよくわからないけど。
きっと説明してくれてるんだろうけどね。
お次は
まだ雨が降らないうちに、というか日の暮れないうちに、反射炉を造った人、江川太郎左衛門のおうちに行くよ!!
途中のワンコ。
でもトリさんと違って、興味なかったみたい。。。
もうちょっとで江川邸。
隣にある、城池親水公園。
釣りしてる人、結構いたよ。
道に迷ったせいもあり、40分もかかっちゃった、、、
江川邸、ちょうど裏側。
♪タララ、ラ〜ラーラーラ、ラッラー♪
って、わかんないよね、
これJINのテーマ曲。
そう、篤姫もだけどロケ地なんだよー!
JINで緒方洪庵先生の医局のシーン、思い出すなあ、、、
裏庭。
もうちょっと紅葉してたら見事なんだけど。
実はロケ地よりもっとスゴイ、日蓮上人も滞在し、幕末は塾としていた頃は佐久間象山も来ていたんだから。
いやいや江川邸では、頼まないのにガイドさんが途中から説明してくれたよ。
ここも建物の中はかなり混んでたよ。
次の日あたりは、竹灯篭やるんだって。
かぐや姫の世界だったのに、ね。
かぐやガエルになりたかったよ!
裏手にはお蔵がいくつも。
そのうちのひとつ、
きっと昔の童はこれで遊んだのかな。
戻りは韮山駅まで25分くらいまた歩いて、とうとうへたばって、
タクシーで宿まで来ちゃいましたっ。
この運ちゃん(ちょっと脳科学者S氏似)がダンガントークで、面白かった。
藤谷美和子さんが近辺住んでて韮山の時代劇劇場に一役買ったとのこと。
そして古奈別荘に泊まると言ったら、かなりビックリしてました。
たいがいはやはり食事目当てが多いよう。
宿のエントランス。
木々でよく見えないとこがいいのかな。
庭からお部屋へ行くと思ったら、意外、中から、でした。
いったん外へ出ます。
右手にちょっと見える、五重塔が、各離れへと通じるエレベーターになってます。
手すりからの風景。
黄金金魚がいました!!
五重塔エレベーターで4階。
各階2棟ずつ。
降りて左右に分かれます。
香月。
間取りは3部屋とお風呂。
玄関入ってすぐ、右手の部屋です。
今回は予備的なお部屋。
格子戸が付いていて、その奥になります。
さらに奥に見えてるサンルーム的なパウダールーム。
ちゃんと脇に洗面台とトイレもあります。
そしてここからの眺め。
さあて、階段を上って振り返ったところ↓
左手がさっきのお部屋、右手は玄関方向ね。
あがりきったところが、手水場。
魔法瓶とか、お茶セット、冷蔵庫など。上がってきて右奥がお風呂場、すぐ右が居間、そして左が寝室!!
以外にも洋室があったとは!!
広し!!
今晩の寝室ね。
もちろん8名くらいは全室使って泊まれるみたい。
いやいや贅沢だあ。
(人数に関係なく同じ宿泊料金みたいだけどね)
なんともアナログ的で懐かしい雰囲気。
おもてなしの羊羹も美味しかったけど、
すぐに取替えのお茶とお茶請けをたくさん持ってきてくれてサービスの良さに感嘆。
(でもこれは手を付けずに夕飯に行ってしまったら、もう引き上げられてしまって残念)
鍵はなく、家の内側からしかかからないなんて、不思議よね。
夕飯は母屋へ。
この先がフロントと東山魁夷のギャラリーね。
そして宿泊棟からここへ来る途中には、黒澤明ライブラリールームもあるんだけどこちらは明日ね。
レストラン、一番乗りぃーッ!
ね、まだだれもいないでしょ。
この日はたぶん宿泊者だけだったみたい。
外の景色はもう真っ暗でよくわからず。
なんとも不思議な空間。
和洋折衷とはこのことかな。
前菜。
旬菜盛込み。
春菊のゴマ和え、
いくら醤油寿司、
芋から当座煮、
柿おかき揚げ、
菱の実、零余子
いちょう芋、紅景麩
はい、自分で盛り付け。
きのこ汁。
どれも大振り。
れっきとした一品。
落花生豆腐添えのお造り、二種盛り。
焼き物は、
秋の実の朴葉焼き。
朴葉ごと移して皿代わりにして食べます。
鯛の蕪蒸し。
とろっとろ、アツアツ、、、
止め椀は、赤だし。
ご飯は、テーブルごとに新米炊きたてで、思わずお代わり!
塩辛とあけび味噌が合うんだなっ。
デザートは
涼しげな、洋ナシのワイン煮。
決して奇をてらわないものばかりだけど、ひとつひとつが丁寧に丹念にこめられた味付けでもう大大満足でしたっ。