北陸旅行三日目@芦原温泉〜永平寺


芦原温泉の朝食。
部屋食。
予定より20分くらい早く床を上げにきて、あせった、あせった、、、
カワハギは右上の網でセルフであぶるのね。
昨日の宿で(焼き魚3種から選択肢にあった)カワハギ選ばないでよかった(友人共アジ選択)。
なんだろう、この満腹というか充実、ううん、満足感。
昨日のとこより量も種類も少ないはずなのに、きっと部屋食で落ち着けたからかな。
やまなかは、加賀ということあって食事処がとっても派手な雰囲気だったし。


昨日からお世話になってるJR芦原温泉駅まで宿送迎バスで移動し、再びコインロッカーへ荷物を預け、フリーパスで永平寺へ。


約1時間で到着。
やっぱり東尋坊の方が観光客多し。







まだ早いせい?人もまばら。














ここも寒い雪深い頃の写真しか見てなかったせいか、暗いイメージが一転、緑まぶしいさわやかな雰囲気。





ここの建物で受付します。
受付をしたら、その奥の建物、吉祥閣で若い雲水による概略と注意事項の案内を受けます。
なんか、アミューズメントパークのアトラクションの前座みたいでした。


参拝順路はまず、説明を受けた吉祥閣に隣接する、傘松閣へ。
撮影は暗すぎたので撮らなかったけど、ここは絵天井が有名。
川合玉堂伊東深水ら144名の著名画家たちが花鳥中心に230枚!!これ一枚一枚見てるだけでも価値あり。あー、だけど首疲れるぅ、、、
ここで鯉、獅子、リスなど5枚の絵を見つけると願いが叶うとされていて、どっかの団体と一緒になって説明を聞いてたら、しっかり教えてくれちゃって、、、ちょっとつまらなかったな。



お次ぎの場所、僧堂へ向かう途中の渡り廊下。
入って大庫院(だいくいん=台所)が右手に見える中庭。




僧堂。
修行僧の道場。
魚拓がユニーク。
これで打ち鳴らしてるのかな。



法堂(ほっとう)へ向かう途中の渡り廊下。
この廊下、各段みな少し傾斜が付いていて端に通気口のようなデザイン化された穴があって、通りがかりの雲水に聞いてみたら(って、またこの雲水がイケメンでしたっ)、
昔は雨漏りもひどかったので排水溝の役目もあり、排水のために傾斜も付けてるとのことでした。





法堂から承陽殿への途中に見える、承陽門(じょうようもん)。
承陽殿は、道元禅師が眠る場所。
日本曹洞宗の開祖として、それはそれは神聖なパワースポットなのであります。

そのお墓を守るように、愛嬌のある狛犬?がいます。
目が特にかわいかった。





最初にも出てきた大庫院の中。
実際の厨房までは行けなくて、廊下止まり。
ここにぶら下がってるスリコギは全景が映らないほどおっきい。
3回なでると料理上手になるとか!?
ここでは当番の修行僧がすんごいボリュームでなにやら声を上げてました。



山門の四天王です。


中国の唐時代の楼閣門。




ここの門をくぐるのは生涯に2回とされてるそうです。
修行僧のための門で、参拝客は通用門を通ります。





建物内を一巡りし以外にも開かれたお寺だったのにびっくりし、次ぎなるは門を出てお散歩。
川が流れるなだらかな登り道を上ると
寂光苑です。



公苑の中ほどにある、稚髪像。



袂が風にそよいでるのが印象的。
女性っぽいかと思ったら、道元禅師が出家を決意した少年の時の姿らしい。


そして向かいには誰でも突ける鐘が。
もちろん突きましたっ。
ご利益はないのかもしれないけど。。。


永平寺を後に、バスで5分、豆腐レストランへやってきました。
禅豆腐が有名であちこちにお店あるけど、ここは高台でゆったりできる。

ゆったりどころかまったくお客さん来なくて、心配しちゃったけど、、、
福井の人たちはお昼が遅いのかなあ、午後1時近くなってぽちぽちやってきた。

豆乳パスタも面白そうだったけど、ここは堅く精進御膳にしました。
どの料理も美味しかった。文句なし。


デザートとコーヒーも付く。
もちろん豆乳を使ったものばかり。
コーヒーが小ぶりなカップだったからお代わりできたらもっと良かったんだけど。


お昼を食べたら一気に帰途へ。
芦原温泉駅までまたバスに乗り、
JRで加賀温泉駅へ舞い戻る形で下車。
加賀周遊バスで小松空港へ。
周遊バスだったから、ガイドさん付きで観光気分で行けました。

小腹足しに売店で買ったプリンどら焼き。
もちろん普通のどら焼きも売ってたけど。
こまQ。
安宅の関の弁慶がモチーフなんだって。
今度来る時は、安宅の関、行かなくちゃね。

お天気に恵まれたサイコーの3日間でした。