ウィーンミュージカルコンサート@クリエ


まさか、まさか、の観劇!!!
だって先行抽選ではあっけなく洩れ、一般発売初日では5分と経たないうちに完売。
あきらめかけていたら・・・女神がいました!友人が何気にチケット申し込んだら送られてきた、って。彼女こそ、女神じゃなくてなんなんでしょう!!
と、興奮しつつ、あらためて客席をしみじみ見渡してしまいました。だって、ここにいる人たちは幸運の塊なんだから。


さて前置きだけでも長くなっちゃったのに、本題はどんだけーって!?
東宝ミュージカルファンにとって、これほど涎が出る演目ってないんじゃないのかな。
いつもの役者がいつもの歌に加え、出演したことのない演目の歌も歌い競演し、さらに本場ウィーンからの役者の声も聞けるっ。
山口祐一郎氏以外はみんな、いろんな役柄の歌を歌いました。
特に禅さん、素敵っ。やはり彼の歌声はほれぼれします。見慣れた舞台衣装より格好よかったし。「モーツアルト」の、レオポルト役はまってました。
一路さんは初代エリザベートだっただけあり貫禄十分、「レベッカ」のダンヴァース夫人役も重圧感たっぷり。
土居さんはベテランだけあり落ち着いてました。素晴らしい声量でした。小劇場で拝見したときはコミカルな役だっただけに、幅の厚さを感じました。
新妻さんの「モーツアルト」のコンスタンツェ役は、もう息を呑むほど圧巻でした。
そして育ちゃん!!
ウィーンから来日したパトリックと比べると、ちっちゃくてかわいくて子供みたいに見えちゃったけど、元気いっぱい、シカネーダやルキーニ役、楽しく歌ってましたねっ!もうドキドキしながら見てました。
パトリック・シュタンケは、さすが声量が日本人とは違う!!で、体格もかなーーーり違う!!!チラシのイメージとはちょっと?ずれてたけど、見応え、いや聴き応えありました。
できればカーテンコールでもう一曲聴きたかったです。
ま、キリないけど。
舞台とは違う、歌手としての顔を見られて貴重な時間でした。