感動の奈良旅一日目


ユズチャンなき後3代目!?旅ガエル参上!!
オダキュウイエザエモン、愛称イエモン
今回は遠く、奈良までやってきました。
まずはお仲間がいる(と思った)、猿沢池へ挨拶。
どうやらいないよう、、、

“あれれ、どんよりしてきちゃったよ。
それにさぶい、早くご主人様のポケットに入らなきゃ。”







おっと、興福寺の方は晴れてる、ヘンな天気、
で、やっぱり主の鹿様にも挨拶しないとね、イエモン








どーも、鹿様にはエサに見えるらしい、
退避じゃ、イエモン








お昼を大幅に回っての到着。
やっぱり腹は減ってはイクサは出来ぬじゃのう、、、
ホテルのスタッフオススメの奈良ポークのとんかつやさんへ。
時間も時間だけに限られたとこしかなかったけど、、、


かわいい店名「ぽくぽく」
ならまちの入口付近にあります。
ずーっとやってるってホテルの人言ってたけど、私がお昼最後の客でした。

とんかつなんて久しぶり。
グラム単位のメニューでこれで一番少ない100gなんだけど、、、
塩で食べるの、あっさりしてるけどおいしかった。
脂身もあるけどしつこくなくて。
で、サラダはテンコ盛りだし、きのこのスープがすんごい量だった。
ご飯は女性客と見てかちゃんと少なめにしてくれて。
気遣いもあるし、店内閲覧本もたくさんあるし、きれいだし、ほんわか、やさしいお店でした。


いやいや、本当はガイドブックには必ず出てるお店へ行こうとしたけど、なんかこっちで良かったかも!!
もうこれだけで大満足した気分♪
いやいやメインはこれからこれから、、、




ちょっとならまち、ぶーらぶら。





和菓子やさんだったのね〜







最初の観光、元興寺
ならまちの中心部といって言いかも。
世界遺産
ゼミの先生オススメスポット。


ここにイエモンのお仲間がおみやげにいたね。







本堂・禅堂の瓦は日本最古。
でもこっちからだとわかんないの。



お庭の奥にまわると、ホラッ!!
少し色が変わって、混ざったようなところがそう。



聞けば、ここに寄せ集めたそうで、、、
行基葺き。


ここがお庭。
左手には収蔵庫あり。
入ってみると、びっくりお宝だらけで!!
東博で見損なった国宝展に出品した、ミニ五重塔奈良時代からのものとは思えないほど色褪せず。
貴重な闘茶の資料も見れてよかった!!
もちろん撮影禁止なので文章のみで味気ないけど。


再び、ならまちぶーらぶら。
セントくんの影に隠れて忘れちゃいけない、ナントくん、じゃなかった、な〜むくん。

だけどまた曇ってきちゃって、さぶさぶ、ブルル。
もうお散歩どこじゃなくなってきたっ。
だって、これから夜はお水取りのお松明見学。
メーンイベントよん。
寒さ対策しにコンビニへ買い物しに行かなくちゃ。



ホテルでこの時期、ボランティアガイドさんと行くツアーがあってラッキー!!
チビガエルだけのお供じゃ、帰り道心細いからね。
総勢9名で、2班に分かれて行動。
ひとり参加チーム5名で。
うちひとりかなりフリークな人がいて、私など初参者と一緒でいいのかな、と思ってしまったけど。
ホテルから30分ほど。春日大社の参道を通って奈良公園へと入っていきます。



途中途中、ガイドしてもらいながら、そしてトイレ休憩も二箇所挟み、ようやく東大寺二月堂到着。



すんごい人。
でもまだ平日だからこれで土日とクライマックス後半に向けてどんどん人が増えてくるっていうんだから、どんだけ凄くなるんだろ。


午後7時。
一斉に明かりが消え、一瞬静寂に包まれます。
この前に注意事項があり、ショーではないので一切フラッシュ禁止とアナウンスがあり、消防署の人たちも舞台真下で待機してます。
鐘の音と、練行衆の差懸(さしかけ)という下駄の音が高らかになり、その足元を照らすお松明が現れます。
4メートルほどの竹の先に杉の玉が燃やされて、その重さは40キロほど。
遠めでもそれはものすごい炎の塊です。
左の長い階段をぼんやりと真っ赤な玉が移動し、二月堂舞台の左端に登場↓。


練行衆がお堂の中に入ったらここで松明を持った童子の魅せどころが始まるのです。






左端と右端の計2回、火の粉を振り払うさまがそれはもう圧巻。
10本の松明が登場するのに、20分ほど掛けます。
この火の粉は無病息災、厄除けと、それはそれはみんな浴びようと前の人たちは必死です。



←この右の松明のあとに続いて左の松明が人によっては掛け足で移動したり、ゆっくりだったり、やっぱりこれはショーよ、ショー!!


このお水取り、正式名は修二会は、奈良時代天平勝宝4年から一度も絶えることなく1264回目を迎えるなんて、もうキセキの法要としか思えません。
だって、あんな火の塊、遠くから見てるだけでも怖いし、よく火事にならないもんかと思うくらい不思議な不思議な儀式だし、だけど、そう、鳥肌立つくらい感銘を受けたことも確かで、ああ、こんな写真ではどうにも感動は伝わらないとわかってはいるけど、、、
心が震えた瞬間でした。


松明が全て消えてから少し待って、その松明が通った廊下を登り、舞台へと上がってみました。
遠く夜景も見渡せたけどなんせ暗くて、、、



廊下を上がりきったところには茶所があって、ベテラン観覧者?はお弁当を持ってきて食べたりしてました。
そこに燃えかすの杉があったので、お裾分け。
縁起がよいものだそうで。
興奮冷めやらぬ夜を過ごしました。