東北ウォーク1日目@秋田湯沢

♪♪ 行くぜ、東北。レールに乗って、
こりゃたまらんっらんっ♪♪

ハーイ!!イエモンだよ。
ちょいと遠くまで行くんだ。
だからまだ8時前なのにもう、「つばさ」ん中。
つばさって、山形新幹線のことだよ。
今回はどんな出会いが待ってるんだろー!




3時間乗車でやっと終点の新庄駅
でもまだ降りないよ。
ここから奥羽本線に乗換え。
たった2両、
この電車で1時間乗るんだ。
小野小町誕生の地、湯沢へ!!



秋田県湯沢だよ。
駅はね、改装工事中で写真は撮らなかったんだ。
20名弱のウォーキング参加者と4名のガイドさんで出発。
湯沢 “まちなか” 探検コース。

ね、まちなか、わざと強調!
この意味は後ほどわかるよ。
で、↑マンホールのフタが湯沢観光表しているんだ。
上は夏の七夕絵どうろう祭り、下が大名行列と冬の犬っこ祭り。




約4キロ、4時間のコース。
参加者が予想に反して半分弱だったので、
用意してたサクランボがいっぱいもらえてラッキー!!
湯沢も名産なのね、
でも日に当たりすぎてあったかかった、、、


で、まずは最初のチェックポイント。
スタートの駅から20分くらい。
ちょうど市役所が目の前。
このあたり一帯、佐竹南家のお屋敷があったので、
御膳水と呼ばれたそう。


日本名水百選にもなってるんだよ。
これからこの中央公園内にある山城跡へ上るから、
それこそ力水いただきーっ。












湯沢城址の見張台への入口。
あじさいがすずなりだあ〜
涼しいーっ。
結構な山道らしいけど、、、
10分くらいみたいだから大丈夫かなあ、、、


今年初セミの声聞いちゃったあ。


草分け道を上っていくと、ほどなく立派なコナラの大木。
県ナンバーワンだそう。











こっちはマムシソウ。
花が開いたら怖そうだあ。


まちなか、って言った割には、、、
どんどんジャングルのような景色に!
そして道もどんどん険しくなっていく。




山の地権者がそれぞれに散って、なかなか整備の許可が取れず荒れ放題?の城跡。
看板も曲がったまま。
でもその問題も前進したようで、まもなく少しきれいになる予定だとか。


確かに、もうすこし歩きやすい道にしないと観光客来ないかも、、、
かといってありきたりな城址公園でも魅力ないだろうし。
だから最小限の整備にするつもりらしい。

ようやく、ようやく、見張台到着。
なんだか長かった。
急坂ばかりで、足の甲が直角になるくらいの勾配のとこもいくつかあったよ。
ふぅ〜
なんど心の中で、
まちなか、じゃないでしょ、って言ったことか!!














           ↑
          鳥海山
           ↓





遠くてよくわらかないけど、残雪が子供を抱いてる姿に見えるとか。





山城って初めて来たけど、こんなにも鬱蒼としてるんだね、、、
こんなところに城を築くなんてピンとこないや。
鎌倉時代に建てたっていうから当時はもっと大変だったんだね。
でもこの湯沢城を建てた小野寺氏は稲庭城主でもあったから、随分と偉い人だったんだねッ。




下りは階段状になってる下り道で、これまた草ぼうぼう。
でも上がってきたあの急坂を下るかもしれないとユウウツだったのでホッ。
下ってきたところはちょうど佐竹南家の菩提寺でした。
清涼寺。
佐竹南家が常陸からこの地に来るときに一緒にこのお寺もやってきました。
裏手に代々のお墓があって、冬場はパイプを組んで雪除けするそうです。
そうじゃなきゃあ、墓石なんてすぐに壊れちゃうみたい。
さすが豪雪地帯。



で、ここからもまだ見晴らしがいいのです。







ここは山内家の門。
歴史を感じる〜











町中は融雪用の堀と生活用水のと、治水対策もしっかり。







さてさてようやく男性陣お目当ての、酒造へ。
湯沢でも老舗中の老舗、木村酒造へ。
創業はなんと、1615年!
お米とお水がおいしいから酒造が盛んな町なのだ。





店内は奥行きがあって、いろんなもんが置いてあるんだ。
ここは入ってすぐ、
昔の道具が飾ってあって、いかにも老舗だあ〜




酒造見学は、奥の蔵まで連れてってくれます。









船のような形の機械↑→
その名も槽(ふね)。
もろみを絞って、酒粕と分離させる機械。
今はもう使ってないみたいだけどね。



さらに奥の蔵。
仕込み桶がずらり。











二階に上がらせてもらいました。
こっちは酵母を作る桶が並んでました→



下を覗くと、、、
すごい高さ!!




中庭には、かなり珍しいという、石造りの蔵↓










戻って試飲タイム。
なぜかショーンくんがあちこちにいました。






商標登録が遅れたため、福娘と付けられず福小町になったんだって。
でもこっちの方が湯沢に合ってるよ!!


このあとは駅近くのお菓子やさんに寄って、
試食&買い物タイム。
ようやく後半は“まちなか”らしくなってきてゴール。
次回はB級グルメを食べたいな。


ああ、だけどこれからまた新庄方向へ戻るのに列車待ち1時間も!!
そしたらガイドさんが、特別内緒でお付き合いしてくれることになりました。


雄勝郡会議事堂記念館。


こっそりガイドさんの車に乗せてもらってきちゃったけど、駅から歩いても10分くらいかな。
明治に建てた、当時としてはかなりめずらしい洋風建築。
ドイツ人が設計したとか。
そのせいなのか?ドイツと友好を結んでるよう。

時間の関係で、1階の展示はパスして
2階の期間限定七夕絵どうろうの展示室へ。






佐竹南家に京都からお輿し入れにきた娘さんたちのために五色の短冊を青竹に飾りつけたのが始まり。










これらのおっきな、美人画が、町中のアーケードに吊り下げられ夜空を彩るなんて、
ロマンチック!!




ウッ、痛いよう、、、
すずめさん、つっつかないでぇー!



議事堂記念館から少し歩くと、
犬っこ清水。メスだそう。
でもここのお水は飲むのはおすすめじゃない、とガイドさんが言ってました。



冬になると
犬っこまつり。
雪の犬っこ、見て見たいな。
秋田犬がモデルなのかなあ。


このあとは、ガイドさん行き付け、レトロな喫茶店でアイスコーヒー飲みました。
昭和にタイムスリップ!!




帰りはまた途中まで戻るかたちで、
乗換えの新庄駅到着。
ウォーキングで一緒だったベテランのお友達と。
だから1時間、お話ししてあっという間。


新庄は天狗が有名なんだね!
                   おっと、落ちそう、、、









お友達は新幹線で山形泊、
こっちはローカル電車で天童泊、
でも、新庄でこの時間、
1時間潰すのは辛い、、、



いろいろ考えて
一緒に天童までつばさ、に
乗っていくことにしたんだ。





新幹線のおかげで乗換え時間も少なく、
天童駅午後7時すぎに到着。
ふたりしか降りなかったよ。


せっかくだから、きてけろくんと。
山形の形してるんだって。
てっきり、そら豆かと思った、、、





←かなりブレブレの写真。
まずはコンビニ探さなきゃ。
ここはホント、泊まるだけなんだけどね。




今日のホテルは、眠りを追及したお部屋なんだ。
どんなんだろ。






ベッドカバーがかわいいね〜








                 どれどれ、
ふーん、お水に、入浴剤、パジャマ、
タオルと特別なんだ。
枕もどの向きでもオッケーなんだって。
それに、この白い四角いの、
ブライトライト?!
朝起きて浴びるんだって。


よく眠れるといいな。