観音の里の祈りとくらし展@芸大美術館

おととし旅した、琵琶湖湖北の長浜の観音さまたちにまた出会うために来ました。

結構な人出にビックリし、それ以上にたくさんの仏さまたちの像に圧倒されました。
こんなにもびっしりと展示されてるとは!!
平安時代から江戸時代まで、それはそれはたくさんの観音さま像が守られてきたけど、
その多くの存在が、どんなにか村人たちの支えになっていたかというのをひしひしと感じました。




黒田安念寺のいも観音以外はおそらく初めてみる仏さまばかりでした。


中でも印象に残ったうちの一つが、
木造馬頭観音立像。
踵で立っているのがなんともユニーク。
足の裏を見せてる観音さまなんて、初めてでした。




こちらは、千手千足観音立像。
千足も珍しい。
江戸時代の作と言われてて、この時代は流行ったのかしらん?
まあだけど本当にたくさん、
中には山中の小さな祠に佇んでる観音さまもいっぱいあると思うんだけど、本当に苦労して運んできたんだなあ、とため息をつかずにはいられない、こんなに楽して見てもいいのかと思えるほど贅沢な展覧会でした。