秋の箱根路1日目

イエモンと箱根路の秋旅だよっ!
今日は天気いいみたいだけど、明日は雨だって、、、
ま、しょうがないよね。

しょっぱなは、
新しくなった小田原城見にきたんだ。
でも、まずは腹ごなし。


お気に入りの、「樹麻」へ。
報徳二宮神社だよ。↑


神社内にある会館のレストラン。
東京だって、こんなに雰囲気のいいお店ないと思うよ。
なんてたって、木漏れ日がいいんだ。
そしてこの尊徳さんも!!
今では“ながら”勉強だから、
学校ではこの像は禁止らしいけど。


白牡丹コース。
写真は最初に出てきた点心(五品のうちの蒸しの三品)。
このあと青梗菜のスープにも丸丸としたワンタンが3つも入っていて、
飲茶三昧!!
メインは今回は海老と腸詰のチャーハンにしました。
デザートは、柿とタピオカのココナッツミルク。
小さい湯呑だったせいか、ジャスミン茶の注し湯を5回くらいしてもらっちゃいましたっ。



レストランから急坂登って、5分。
新しくなった天守閣だよ。
さすがにキレイで、お城の中とは思えないくらい、
たくさんの展示があったんだ。
ビデオ上映場所も2カ所くらいあって、
これがまた面白かったんだ。
もひとつのドラマ仕立ても見たかったし、
ひとつひとつゆっくり見たかったけど、
次回かな、、、



お城の五階。
天守だよ。
やっぱり天気だと海も青いねぇ〜
ぐるっと回れるんだ。
フェンスも囲ってあるから安心。
なによりそれぞれの方角に地名が書いてある札があって親切。

ここはね、常盤木門。
本丸の正門だよ。
小田原城の中ではいちばんおっきいんだ。
本丸の中にある、巨松にちなんで付けられた名前なんだって。
↓この松のことかな?

小田原城は全国で七番目の大きさなんだって。
以外とおっきいんだね。
一番は大阪城
二番は先月行った、名古屋城
おっと、イエモンはお留守番だったね。


さてお城から歩いて10分くらい、
御幸の浜バス停へ向かうよ。
おいしそうなお店、いくつか見つけちゃった。
でも今度だね、、、
何しろこれから強羅へ行かなくちゃならないんだ。
紅葉間に合うかな〜

小田急のフリーパスは、箱根登山バスしか乗れないから要注意。
だっておんなじルートをライオンズマークの伊豆箱根バスも走ってるから。
まぎらっこしいねッ。

箱根湯本を経由して、宮ノ下へ着いたよ。
小田原からのバスだと強羅へはどっかで乗換えないといけないんだ。
せっかくだから登山電車に乗ることにしたんだ。
宮ノ下駅の紅葉がおっきかったあ。
みんな写真撮ってたよ。


チロル風の駅舎はきれいになってた。
ってもうずいぶん来てないけど。
駅前も結構お店増えてたし。
強羅方面は線路を渡らなくちゃいけないんだ。


湯本方面の電車だよ。
単線だから途中途中待ち合わせしないといけないんだ。
だから、湯本から登山電車だと時間かかっちゃうんだ。

強羅からはケーブルカーでも行けるんだけど、
すんごい行列だったから施設めぐりバスで
箱根美術館へ行ったんだ。
バスは空いてたよ。

ちょうど夕方になってきて、
並ばずに入れたんだ。
まさにこの時期は早くに来るとすんごい人らしい。
よかった、、、


建物内よりも庭園が有名。
MOA美術館と同じ、世界救世教の始祖岡田氏の美術館。
近くに岡田美術館もあるけどそちらは岡田違いのようで、、、
若冲もあるからそっちにも行きたいけど、これもまぎらっこしいね。



一度来たことはあるんだけど、
橋の記憶なくて、、、
奥行き深し。

真っ赤に囲まれて、
モンちゃん、ご機嫌だねーーーっ。


ずんずん、ずんずん、紅葉だよ。


生垣から見る紅葉もオツだね〜


苔のじゅうたんに紅葉。
素敵な気分だったけど、立ち入り禁止の札無視してる人たちがいてとっても不愉快になっちゃった、、、
思わず注意したのに、無視だよっ。
人が多かった午前中はもっとひどかったそう。
ふーう、、、管理も大変だあ。

回り込んだら、小さいけど“竜頭の滝”があったよ!!



ぐるっと一回り。
やっとこさ、館内へ。


ガラス越しだけど2階からは絶景。
館内は、陶芸を中心に、教科書に出てきたような縄文土器や埴輪もいっぱいあったよ。
あまりに完成度が高いから複製品かと思って聞いたら、怒られちゃったよ。
そりゃあそりゃあ、立派なホンモノだったのだーー!!

美術館から宿まではすぐだけど、
坂道なので宿の人に車で迎えに来てもらったんだ。


こじんまりとした10室の宿、
「のうのう箱根」。
スタッフの人も少ないから
ちょっとロビーで待たされちゃったけど。

のうのう、ってこっちの方言で、
のんびり、とかお月さまとか
仏さまっていうことらしいです。


お部屋は、和洋取り混ぜたかなり広い造り。
テーブルセットも畳もありで。
上がり床はベッドみたいな和布団でした。
眺望はない部屋だったせいもあり、
間接照明なのでちょっと暗かったけど。


その畳の方でお茶タイム。
冷蔵庫に宿特製のチーズケーキがありました。
ペットボトルのお水もひとり一本入っていて気が利いてました。


お風呂のあとは、夕食ーーー!!
ここの宿は食事の評判がよいのだ。
食事処は半個室風の掘りごたつのテーブル。

食前酒は、梅酒のソーダ割り。これならお酒の弱い友人もいけました。
アナゴ嫌いでもある友人は、これまた柳川もどき(左)で大丈夫だったよう。
美味しかった、と盛んに言ってました。


お造りのあとの3番目の出し物、お鍋。
豆乳しゃぶしゃぶ、がここの宿の売り。
通年出すだけあり、本当に美味しかったあ。
このスープがいける、いける、、、
金ごまとの相性がよかった!

サザエのつぼ焼きと富士山の清流で育った、金太郎鱒の西京焼き。
貴重だそう。
写真は撮らなかったけど、次も鍋物の朴葉みそ焼きと野菜焼きが出、
釜飯もすぐに火を入れてて、テーブルの角で出来上がっており、
ちょうどよい頃あいの、最後に蒸しあがりを食べました。
テイクアウトできるよう、残った釜飯をおにぎりにしてくれます。

デザートは、なんとゴボウコラボ。
ゴボウのチョコレートケーキと、
上にもゴボウの細長いスライスが。
ほんのりゴボウ味です。
お腹いっぱい、いっぱい、と言いつつ、
女性にうれしい演出効果も相成って、
ほぼ完食。
だけど、おみやげにしてくれたおにぎりはついに宿では食べられず、
翌日家まで持って帰りました。
家で食べても美味しかったです!!