うわ~、なんて贅沢なんだろっ!!
若きピアニストたち、そして声楽家、ミュージカル役者も交え、
ストーリーテラーには湖月わたるさん、黒田こらんさんとベテランで、
指揮・音楽監督に千住博さん、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団。
まずはそれぞれの持ち歌をオケをバックにデュエットコラボ。
そのあと「蜜蜂と遠雷」の内容に沿って朗読とピアノ演奏。
作家の恩田さんの作詞によるクラシックの歌もあり、千住さんと恩田さんで作ったオリジナルの曲「ひかりを聴け」も素敵!!
大知さんのてっぺんまで響く素晴らしい歌声、レオちゃんの透き通るような伸びやかな歌声、中さんの哀愁を帯びたちょっとシャンソンを思わせるような魅惑的な歌い方も心に響きました。
そしてなにより私が一番興奮したのが、小説のコンクールを再現した本選2曲のピアノ演奏。分けてもプロコフィエフの第3番はあの狂気じみた旋律をド迫力で弾いた、川田氏のピアノにもう鳥肌が立ちました!!
何を隠そうこのコンサートに行くために急きょ小説を(youtubeでコンクールの曲を順番に聴きながら)読んだので、すっかり実際のコンクールに聴きに行きたくなってたところへまさに疑似体験した気分でした。
暑かった夏の一日の爽やかな時間となりました。