結城ウォーク

宇都宮線小山(栃木県)から乗り換えて水戸線の結城(茨城県)まで2駅。ここはほとんど県境。初めて来ました。
結城と言えば、ゆうきつむぎ
ユネスコ無形文化遺産に登録された、伝統のある町。
蔵や町屋も多く残っていて、江戸風情も感じられます。
しかーし、今日といい明日といい、今回の私のウォーキングは“食”目当て!!受付を済ませたら、即効ランチ場所へと向かいました。
でも、ウォーキングルート近辺だったけど。


駅から歩いて15分ほど。
住宅街の中にひっそりと佇む、そこはそう、日本じゃないっ、南仏・プロバンス!!
ぽっこりそこだけがフランスの片田舎。
結城のウォーキングに行こうって思わなければ、知りえなかったところ。
でも何を隠そう、有名なカフェレストランらしく、ここ目当てに各地からお客さんが来るよう。
前日に念のため電話したら、すでに予約はいっぱい。フリーのわずか7席プラス天気良ければテラス席も、とのことで並ぶ覚悟で開店30分前に到着。

カフェ・ラ・ファミーユ。
すでに二人連れのカントリーガール風の女性がパチパチと写真を撮っていました。
彼女たちはここのために東京から来たようで、すでに予約客でもありました。

開店15分くらい前になると、どんどん車で来たお客さんたちが集まってきました。
門には並んで待っててください、との表示が。
開店5分前に店の人が出てきて、順番に予約かフリーか聞いてきます。
フリーの人にはその時点で席が決まり、私はカウンター席にしました。



いよいよオープン!


中に入って、右手がカフェ、左手が雑貨ショップです。


 ←カフェの建物 ↓








出窓がかわいい。







カフェの建物を回りこむと ↓






ちょうどランプのある左側の窓のところが私の席でした →



 ← 中から見た感じ


さて、ランチのお目当ては限定10食日替わりキッシュ&プレート。
オーダーは予約しててもフリーでも並んだ順だったので、2番手だった私はありつけることができました!!



カリフラワーのスープ、
人参のサラダ、
ベーコンと玉葱のキッシュ、グリーンサラダ、
チキンのロースト、
野菜のラタトゥユ、
店名の刻印入りパン


そしてランチにはすべてのメニューに、デザートと飲み物が付きます。
デザートも出るタイミングで決まるよう。
これはニューサマーオレンジとレモンクリームのタルト。
飲み物は、アールグレイのホットティー。ポットで出てくるのがうれしい。




それにしても、オーダーを取ってから出てくるまでたっぷり40分かかりました!!
限定のおかずだったからすぐ来るかなーって思ってただけに。。。
時間をもてあましてしまい、目の前の本を読んでました。
カウンター以外にも、自由に閲覧できる本棚もあって読んでる人が多かったみたい。
ウッディな店内はトイレもそうでした。木製のドア、便座に至るまで。
そう、なにもかもがここではスローライフなのです。


この2つの写真は、隣の雑貨の建物。








店内には所狭しと、ドレスやアクセサリー、食器類などありました。
ちょっと人が入ってると通りにくいのが難点。


午後1時半近くになってたけど、出てきてビックリ。
外には入りきれなかったお客さんが待ってました。
カウンター席はまだまだ空いていたのに、と思ったけど、どうやら窮屈にならないよう、ひとり置きだったようです。
なんて気配りのあるお店なんでしょう。
もちろんスタッフの対応も考えて、なんでしょうけど。
とにもかくにも、昨晩からここのことしか頭になかった私には、夢のような一時でした。



と、本来のウォーキングコースに合流したものの、案の定だあれもいない。
カフェから歩いて15分くらい、黄金の畑が。
この辺りに結城家御廟があるらしいけど、よくわからなかった。



確かに碑はみたような。
ここからさらに10分ほどの奥へ行った公園で、お茶とすだれ麩のおもてなし、があると書いてはあったけど、この分じゃあ終わってるよね、と思いつつ、着いてみると。。。


テーブルと椅子があって痕跡はありました。
にしても、終わるの早過ぎない?係りらしき人もいないし。

せっかくなので観光らしいこともしないと、と前半行かなかった、つむぎの館に寄り道。



中には体験工房や資料館、売店とあったけど、うーん、やはり紬のお値段はちょいと高かった〜
体験中の連れ合いを待ってるおじさんが庭でヒマそうにしてました。
体験してる人が意外にたくさんいて、みんな熱心だなあと感心して戻ってきてしまったウォーキングでした。

今晩は明日の足利ウォークのために足利に泊まります。