日川渓谷・竜門峡ハイク

甲斐大和駅スタートやまと天目山温泉ゴールの約8キロ、2時間45分コース。
曇りがちながら晴れ、の天気に傘の出番はないと信じてたら、大月あたりからどす黒い雲!!
さっきまで雨が降っていましたといわんばかりの路面とどんより空に一気に歩く気力が失せ、受付だけしてサッサと隣の駅まで移動して、私の好きなワイナリー巡りでもしようかなーと思ってしまいました。
でも小さな駅で係りの人もいるし、そんなすぐに踵を返せるわけもなく。。。

幸い傘の出番はなく、どんどん天気は良くなってきました。
前半の舗装された道のりもまあまあ快適で調子も出てきて、竜門峡入口に1時間以上かかるところを45分で到着!!







橋を渡り、散策路に入ると思ったより紅葉は進んでなくてやっとそれらしい光景が。


ぬかるんだ道を覚悟してたけど、前回の馬来田ほどではなくなあーんだ、と高をくくってました。



そう、この先に待ってたのは、岩、岩、岩、の連続だったのです。




平戸の石門。
ここを通らなければいけず、一瞬ギョっとしたけど。
でもこんなのはまだいい方。


あちこちに「落石注意」の看板が。
橋にも巨岩が落ちてたし、石を登らなければいけないので足を上げ続けなければならないのでした。

ゴールまであと15分ほどの、天目山栖雲寺です。
竜門峡入口からほぼ1時間で来たけど、1時間半くらい歩いてたんじゃないかと思えるほどここに来るまでの長かったこと、長かったこと。。。
石が多い散策路は雨が降った後ですべりやすいし、大体散策路じゃなくて山道でしょ!!
すごーく侮ってました。天気が少しでも悪かったら行けません。
もうこのコースは参加しませんっ、私はやっぱりタウンウォーキング派です。。。
まわりからも、これってウォーキングじゃないわよねッとほざいてる駅ハイ参加者たちも結構いました。

山道よりも舗装されたところで真っ赤な紅葉。
この先がゴールの、やまと天目山温泉。
でも温泉には入らず、シャトルバスで日川渓谷レジャーセンターで開催のほうとう祭り会場へ。
ところがシャトルバスは出たばかり、次ぎのバスを待ってる間に歩いてでも着けそうだったのでまた歩くことに。



お祭り会場。

器を100円でデポジットし、500円で食べ放題。
でもご覧の通り、あふれんばかり!!
もういいよぉ、って言えず。




4箇所くらいあるのでほうとうを食べ比べしたいとこだったけど、なにせこの量、そしてぬるいし、今ひとつ。



ちょうど帰りの駅行きバスが来たので早目に会場を後にしました。
駅に着いたら、これまたちょうど小淵沢行き列車が来たので、これはもう気になっていた勝沼ぶどう郷へ行こうと決めました。


一年ぶりなのに、とっても懐かしい。
ぶどう郷駅から望む「ぶどうの丘」です。
さあ、原茂園を目指すぞ!!

さっきまでの疲れはどこへやら。
原茂園の看板を見つけては、どんどん足取りも軽く
いつのまにやらルンルンルン♪♪♪


やっぱりいいな、この光景。
このぶどう畑の広がりはニッポンではここだけよねー!?




ぶどう郷駅から歩いて20分。
着きましたー、あーうれしいっ。
まさかウォーキングの後で来れるなんて。



もう10月終りだから人が少ない?って思ったら、やはり上のカフェはかなりの人待ち。



本当はカフェでワインとスイーツかチーズでも食べたかったとこだけど、これから帰らなければならないことを思ったらあきらめました。


テイスティングは無料で好きなだけできます。




10種類近くテイスティングをし、赤と白、それぞれ一本ずつ買いました。
お店のおにいさんと、ハラモやワインのお話もたんまり聞けて、大満足した秋の甲州路でした。