仙台紀行その2~マドフラ遺構を探して


本日は朝から晴天なり。
西方向だけど向かいのビルに反射して朝日が。
やはり東京よりは気温が低いから爽やかな空ね。
素晴らしい半日観光になりそう!!

ホテルから歩いて20分ほど。
定禅寺通り
有名なケヤキ並木よ。
広々とした通りは東京なんかでは見られない雄大さ。
中央分離帯も要所要所にベンチがあって、
格好の散歩コース。
ほんと、気持ちのよい季節だわ。
緑いっぱい、杜という名にふさわしい街。
まさに五月晴れ!


定禅寺通りはずれにある仙台メディアテークに寄り、
これから覗く?"レンガ"の下水道のことを書いた
マンホールカードと観光マップもゲットし、
これでなんとか今日はスマホGPSマップを頼らずに済みそう。
なにせWi-Fi持参してないからね。

仙台メディアテークからすぐ、角に広がる西公園の入り口にありました!
杜の都れんが下水洞窟。
事前調べで地下に入っての見学は予約制なので、
今日は残念ながらかなわず。
右の写真のドアから降りて見学できるらしい。
公式には明治32年に伝染病から市民を救うために作られたっていうけど、、、
ここを舞台にした映画もあるみたい。
洞窟、レンガとくればうーん、これ絶対、マドフ
(世界規模で未曽有の泥の洪水が過去にあったところから前文明が消されたとされる)案件よっ。
水のエネルギーを世界中にめぐらしていた、そう、あの時代のね!
ことごとく他の事情にすり替えられてる。
左↑の写真はパネルから写メしたもの。実際の場所に行ってみたかったな。

そしてここはその公園内にある、
巨大こけし像。
広瀬川沿いに南北に延びてる。
うーん、こけしってよおく考えると不気味な感じがする。
何かの化身?身代わり?
こけしだけじゃないけど
いろんな伝承や産物って
それなりに意味があるし、
邪気を封印なり追い出したり、
はたまた呼んだりするものかと。
本当の裏に隠された意味を知ると、
なあんて考えてたら、
都会では聞いたことない
鳥さんたちの心地よいさえずりがあちこちで。
近くにいるので姿見えないかなって探したけど見つからず。


そしてようやく見えてきました、わかりづらいけど、
ポールの右となりちょっと黒くて平なところが仙台城址。
本日の折り返し地点、目的地です。


公園が終わり左に曲がり、橋を渡る最中。
広瀬川の断壁。
実はこれもマドフラ案件よ。
世界中の岩という岩、断壁という断壁、本当の以前の姿は。。。
浸食された?違う、破壊されたか溶解されたか、だと思ってる。
もちろん部分的には浸食もあるだろうけど。
うーん、全く違う考察って楽しいね~

橋を渡り、城跡公園へ。
15分ほど登っていくと清水門跡の石垣に到着。
いかにも古いっ。

←の本丸跡の石垣と比べると
上の写真の清水門跡との差がわかるかと。
本丸跡は修復したのでまるでピラミッドのよう。
もっと写真いっぱい撮ったけどキャパの関係で割愛ね、、、
この本丸跡は清水門跡から5分ほど登ったとこだったけど、
実際はそれ以上に感じるほど急こう配できつかった。

もちろん石垣は、
マドフラ、オルタナ(代替え歴史)の基本中の基本よ~
とにかく本当にウォーキングすらも久しぶりなので
足がとおっても疲れてしまった、、、

1902年に建てらえた慰霊碑。
塔頂部にあった、
手前のブロンズの鳶像は東日本大震災
落下、ことごとく損傷したらしい。
一年以上かけて修復し、
今は手前に設置されてる。

下↓は言わずと知れた、伊達政宗騎馬像。
ま、いちよ撮ってみました。

本丸跡から
仙台市街の眺め。
北東方向。
さっき来た西公園が
白っぽく見える川の
向こうの緑の一角です。

ここで引き返し。

大鳥居があって道が伸びてたけど、
なにせ疲れてたので大したことはないだろうと寄らなかったら、
そっちへ行けば食堂やら売店やらがあったみたい。
道理で何にもないわん、と思ってた。
ちょうど少し下がったところにタイミングよく、
無料のシャトルバスが止まってたので乗車。
ほんの1,2分ばかりだったけど、
脇櫓、橋の少し手前までだけど乗せてくれました。
5分くらいは時間短縮できたかな。
帰りは下りとはいえ、膝ガクガクしちゃいそうだったし。

もうここからは第二の目指す、モーツァルトアトリエのカフェへ。
ホテル出発前にコーヒーやらお茶を数杯飲んできただけと、
本丸着いてすぐ持ってきてた小さな焼き芋をそう、
三口くらいで食べられちゃうほどのもので、腹つないでたから、
猛烈にお腹空いてきちゃった。

橋を渡ったら東北大学の裏に続く道へ。
と、途中、マドフラの匂いが!?
そう、石垣発見!
そこは仙台高等裁判所
まったく予見してなかった場所。

引き込まれるようにふらふらと敷地へ入っていっちゃいました。

大体全国、裁判所とか銀行とか、半地下で元はレンガ造りだったりする。
建物そのものは思ってたような古いレンガではなく、
最近のレンガでした。
門にいた警備員さんに聞いたら、やはり!
昔は古いレンガ造りだったとか。

そしてそばに寄ってみたら案の定半地下っぽかった。
今は地下一階で玄関のところは一階だと。
そして親切に警備員さんが、
中に史料室があるから昔の建物の模型があるよ、と教えてくれて
計らずも裁判所内に入ることとなりました。
いちよ手荷物検査を受けて、奥の史料室に案内してもらいました。

予想通り大体が裁判にまつわるもの、
服やカメラ、記録簿などばかりだったけど、
私の興味はただ一点、レンガ~!
ガラスケースに収められた、大正当時の模型。
そう、これ、これ、真っ赤っかなレンガの建物!
模型とはいえ興奮しちゃいました。
もちろん半地下っぽい。模型だからどこまで精巧かわからないけど。

ただ残念なことに撮影禁止。
外の建物すらも門に入ったらダメとのことで。
文字で残すしかなく。
ケチくさいよね。ホント。
まあでもめっけもんでした。
観光客なんて滅多に来ないんじゃないかな。

裁判所からほどなく目指すカフェ、モーツァルトアトリエ到着。

坂の途中なので地下へと続く階段を下りていきます。
店内は時折ライブ会場にもなるみたいね。
せっかくの好天なので外へ。
予想通り、いや以上に、素敵な場所。

すぐ前に歩いてた二人連れが
一番手の客。
で、私が二番手。
でも注文は私の方が早かったから
実際は私が一番手の客でした。
だからか、たっぷり食事が出てくるまで30分待たされました。

たぶん開店まもなくだったからテラス席座れたけど、
あとから来た隣の客がなかなかいつも満席で入れないって言ってた。

今日は無礼講。
普段肉食べないけど、
野菜いっぱいのランチプレートはどうしても肉入なので、
なるべく脂を避けて食べちゃいました。ベーコンね。
体力も普段より使ったことだし。

そしてベーグルのオープンサンド。
バターたっぷり塗ってあって大満足。
野菜たちにはドレッシングの代わりにハチミツが添えられてて、
とってもいいじゃん!
温野菜もグリルで焼いたおっきな短冊切り人参が中に入ってました。
チーズの上にクルミものっかってて気が利く内容。

セットドリンクは、
ゆずジンジャーティーを選択。
柚子の皮がたっぷり沈殿してて、
スプーンで掬って全部食べましたっ。


かれこれ1時間はたっぷりいたかな。

あとは仙台駅へ戻り。
30分くらいかけてのんびりと。


駅そばのアエル31階からの展望。
西側東側と分かれていてそれぞれ何枚か撮ったけど、
これもキャパの関係でこれ一枚ね。
無料だからさぞ混んでるかと思いきや、
パラパラの人でした。
展望場所はさほど広くないからちょうどよかったけど。
エレベーターも2組くらいしか同乗してなかったし。

東北といえば、
ずんだ。
仙台といえば、
喜久水庵のずんだスイーツ。
中でもずんだシェイクは大人気。
各店行列。
私も買いたかった。。。
ところが新幹線の時間に間に合うか、で。
仕方なく携帯用のカチカチアイスバージョンを売店で購入。
本来ならカップに入ったやつで全然味違うと思う。
もっとふわふわって食感楽しみたかったな。
なかなか溶けず窓際に置いた。
このパッケージって飲みづらいのよね、、、

帰りはまさかのインド人ご一行さまは現れず、
各停新幹線みたいなもんだったからか、少し早い時間だったせいもあり
隣はずーっと空いてて快適でした。
ただ福島栃木県堺あたりがゲリラ雷雨
また怪しい雲がかかってました。


今回のお土産たち。
女川の友人からもらった雑貨中心のも。
とっても素敵な品物ばかり。
仙台駅周辺ではみかけなくて有難かった。
自分用にビールに合うさばチップス買ったけど、
これって実は岩手県大船渡産。
わかってたけど買ってしまいました。

うん、やっぱり旅っていいね。
でもつくづく、おもてなしする方からマスクを取ってほしいわ、と
あらためて痛感した旅でもありました。
やっぱり衛生面でも、そして笑顔を見せるって点からも大事なのよ。
どーしてわかんないっ。
日本人よ、目を覚ませ。