岡山旅行その2~牛窓から倉敷へ

本日は岡山駅から電車と路線バスで1時間、牛窓のオリーブ園へ。
実は牛窓はかねてから行きたかった、あこがれの場所。

早朝まだ9時前。
ハレの国、岡山らしく陽が差してます。
オリーブ園は小高い丘の上。
瀬戸内海の小島が見える、別称日本のエーゲ海!?
  
も少し時間に余裕があったら、目の前の島に渡ってみたいところ。
そして、園内にはいろんな種類のオリーブの苗木も販売。
近かったら買って育てたいけどね。

で、せっかくなので
オリーブのソフトクリームを購入。
しっかりオリーブ入ってるけど、
味はそんなにきつくなく
こどもでもおいしく食べられる味。
見かけもユニーク、
ほんとここでしか食べられないかと。
小豆島のオリーブ園でも
ソフトクリームはあったけど、
トッピングはなかったし、
色も緑色で茶色ではなかったわん。


実はバス停からオリーブ園の入り口までは
ちょっとだけタクシーを使いました。
町に2台しかないタクシーを
バスの運転手さんが親切にも予約を入れてくれて助かりました。
何しろクネクネ登坂を30分も歩く気力なかったから。
しかーし、帰りは別ルートで下っていくこともあって歩こうと。


ということで、オリーブ園から30分くらい下ったとこにある、
牛窓神社です。
歩いてる人は私だけ。
あとは畑仕事の人くらい。
サイクリングの人もいました。
もちろん境内は参拝者がちらほらいました。
あ、それからすれ違った時にここの神主さんに挨拶されましたっけ。


神社から下ってきた景勝地、亀山公園。
もっと青空ほしかったな。
ま、どん曇りよりいいけど。


牛窓神社の参道入口に降りてきました。
ここからは海水浴場が広がってます。
海辺にはファミリーなど人々が遊んでました。
そこを通り過ぎるとヨットハーバー。
なんとなく湘南っぽいかな~
鳶がたあくさん飛んでました。
そしていよいよ、
風情ある牛窓の街並みにやってきました。
牛窓に限らないみたいだけど、
黒壁の家並みが軒並み現れてきました。

町の人に聞いたら、
この黒壁は焼き杉とのこと。
あとはオイルで黒くしたりしてるらしく、
潮などからの劣化を防ぐらしいです。
瀬戸内海沿いではそうしてるとのこと。

黒壁とレンガの建物。
来ましたっ、マドフラ遺構!
ただこのレンガは新しい。
だけど半地下物件よ。
やはりここ牛窓にもありました。
実はもう一軒、牛窓海遊館があったんだけど、
そこはレンガではないけど半地下、
うっかり写真撮り忘れ。
こちらは先のレンガの建物。
街角ミュゼ牛窓文化館の中。
やはり、やはり、元は中国銀行の建物。
登録文化財指定。
マドフラ案件決定よ、
銀行の建物ってみんな赤レンガだったのよ、
全国的にね。
レンガってフリーエネルギー装置の重要な素材なのよ。
いちよ公式には大正4年に建てられたとか。
銀行としてね。
ふーん、とだけ言っておこう。

そしてそろそろランチかな~と思ってたら、
まさかの、まさかの、ポツポツ雨。
いや実は唯一地元の、
しかもピンポイントの牛窓ヨットハーバーでの予報では
昼くらいに一時傘マークあったのでした。
観光案内所で
カフェやさんの場所を聞き、
なんとか傘ささずにカフェ到着。
もひとつのカフェやさんが
休みなこともあり、
続々とお客さん来る中、
ギリギリで入ることできました~
古民家を改造した店内は
素敵そのもの。
店員さんも感じよく、
バスで帰る私をどの店員さんも気遣ってくれました。

店にいる間に天候も良くなり、
テラス席も気持ちよさそう。
犬連れの客もひっきりなし。
各テーブルのインテリアはそれぞれで、
私が座ったとこはテーブルとイスが同じくらいの高さでかなり食事としては食べづらかった、、、
カレーが売りのようだったけど、
魚介のメニューはパスタのみだったのでレモン味のそれにしました。
写真はそう撮ったけどキャパの関係で割愛ね。
アフターのジンジャエールが瓶できて、しかもちゃんとグラスがキンキンに冷えていて気が利いてました。

カフェの庭ではジャーマンアイリスがいっぱい。
牛窓に来たらまた寄りたいカフェ。
この右手前には階段のぼってちっちゃな神社みたいなのがありました。

ここからすぐの、もよりバス停の前には
これまた山小屋ちっくの素敵なピザやさんもあって
そこも気になるところでした。
この日はお休みでした、、、

いったん岡山駅に戻ってホテルへ荷物を置いて、
本来は明日午前中訪れようとしてた倉敷へ。

岡山からだと電車で20分とかからず。
ここでまた仙台行きの時に続き、
外国人団体客に取り囲まれてしまった。
今回はゲルマン系っぽい。ドイツ人?
発車寸前にどーっと乗ってきたのよね。おかげで満席車両に。
そして案の定、倉敷で一緒に降りたわん。
仙台の時のインド人には気にならなかったけど、
整髪剤なのかわからないけど匂いがきつかった、、、
若い男性だったんだけどね。
倉敷の名所は、
駅から徒歩15分くらい。
美観地区と呼ばれてるところ。
過去にちょこっと来たけど
あんまり記憶なく、
改めて混雑してる理由に納得。

川越も蔵の街だけど、
比べものにならないくらい風情満点。
普段でも人気の観光地だけどこの日はイモ洗い寸前状態。
食べ歩きの街でもあるけど案の定、どの店も行列。
 
さあ、ここもマドフラ遺構があちこちに。
言わずと知れた、大原美術館
今回は中の見学なし。
建物だけ。見る価値あるのよ。
もろよ、もろよ、この建築様式。
和の日本でどうしてこんなにギリシャっぽいのをあちこち建てなきゃいけないのか?
大体玄関からしておっきすぎるし。
階段をわざわざ作る必要もおかしいし。
これも半地下物件よ。

こちらは大正6年に町役場として建てられた洋館だそうで。
今は観光案内所&休憩所になってます。
もうどーみたってマドフラ案件でしょ。
ドーム屋根と尖塔はエネルギー装置にしか見えないのよ。
そして岡山城まわりもそうだけど、
ここも縦横に川が流れてて水のエネルギーを利用してたって証拠。

  
さあもうひとつ、決定的な遺構が。
すぐ近くだけど美観地区の端にあるアイビースクエア。
いや~涎もんの赤レンガですわ~!
建物はいくつかあるけど、やっぱり半地下多し。
外側は造り替えられたりしてるけど、
一部蔦が覆ってたり、内部は以前の姿を見ることができます。
右の写真ですでに白っぽくなってるのが昔のレンガ。
明治22年に建設というから相当古いよね、、、
というかそれ以前からあったと考察してるけどね。
当初は紡績工場、今はホテル。

少し戻る形でちょっと休憩したくなりました。
でもどこもいっぱい。
町家風の店が軒を連ねる中、
奥まったところにあるカフェを発見。
というか前の男性客の後に付いてっただけなんだけど。
そしたらちょうど入れ替わりで前の男性客でいっぱいに。
ちっさなお店だから仕方ないけど、
そしたら特別に私だけ2階席へ案内されました!
これがまたとってもユニーク。
全てハンモック席なの。
ゆ~らゆら。

メニューを見たらここは有料スペースで予約制。
でももちろん今日は無料とのこと。
ラッキー!!
しかもだあれも来ず、ひとり貸し切り状態よ。
ここのカフェはコーヒーの淹れ方まで注文できる。
ペーパーかサイフォンかプレスか、でも私が頼んだのは、、、
お得感あるシフォンケーキセットで、
これは種類も淹れ方もオーナーの気分次第のもので
選択できないとのこと。
確かにセットで1000円は安い。
コーヒー一杯だけでそのくらいしちゃうからね。
ここはそこまで高くないけど、良心的。
味は濃厚で私好みのコーヒーでした。
シフォンケーキもおっきかったし、大満足。
ただ!
牛窓のカフェと同じように「☓☓づらかった」!
なにせゆらゆらしてるからね。
今日はラッキーといえばラッキー続きだけど、
ユニークすぎて居心地がいいんだか悪いんだかってとこ。

本当は倉敷ではあちこちに
郷土料理やさんがあるので夕飯にしたかったけど、
さきほどのケーキセットでお腹がまだまだだったし、
そして疲れてたのでなるべく早くホテルへ着きたかったし、
で、岡山駅へ戻ることにしました。

2日目の夕飯はホテルで部屋飯に。
実は叔父から大量のな、な、なんとパンをもらってしまってて。。。
少しでも荷物減らすために、
ちょっとは消費しなければ、と思ってたのでした。
2種類のパンのうち、明日は食パンの方をサンドイッチでも作ろうと、
駅改札降りてすぐに成城石井があるのでそこでサラダ類を購入。
半分くらい食べてあとは名物ままかりと棒天も土産屋で購入、
せっかくなので食べてみました。
ご当地缶ビールと日本酒も買ったんだけど、
やっぱり日本酒って甘すぎて飲めなかったわ。
缶ビールをもう一本買えばよかったなあ、と。
最後になってもらった
(偶然私の好物だったタカキベーカリーの)石窯パンを思わず二切れ、
ぱくぱく食べちゃいました。
いつになく小麦粉で膨れたお腹なのでした。